ガウディの装飾論―20世紀に見失われたガウディの思想

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  • サイズ A5判/ページ数 253p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784782403099
  • NDC分類 523.36
  • Cコード C3052

目次

第1章 若きガウディの心をとらえた、ゴシック建築の独創性と合理性、および12世紀のパリ周辺の自由都市に大聖堂が建設されるまでの社会の変化(ゴシック大聖堂が建設される以前のカペー王朝のわずかな領土と、その拡大;中世、北フランスの自由都市に起きた領主との争いと、その自由都市に建てられたゴシック大聖堂建設の年代表;カペー王朝の経済を安定させ、ゴシック大聖堂の原型をつくったサン=ドニ修道院長、後のルイ七世の摂政、シュジェールの活躍)
第2章 “ガウディの装飾論”の四つの基本的思想((アルハンブラ宮殿やゴシック建築に見られる)構造と装飾との一体化とオーダーの否定
統一
エッシェル ほか)
第3章 ガウディの作品に表れた“ガウディの装飾論”の思想(失われた学生ガウディの「フィラデルフィア万博スペイン館」の設計図;ガウディがめざした聖堂や建築の、総合と統一;“ガウディの装飾論”に表れるパリ・オペラ座設計コンクールは、当時のフランス建築界の二大建築思想の論争の場であった)
第4章 “ガウディの装飾論”の訳と解説
論考(ガウディの椅子;“ガウディの装飾論”はヴィオレ=ル=デュックの著書をまとめたものである ほか)

著者等紹介

松倉保夫[マツクラヤスオ]
1919年東京品川生まれ。1944年九州帝国大学理学部物理学科卒業。1968年九州芸術工科大学教授。1983年同大学定年退職。1989年神戸芸術工科大学教授。1996年同大学退職。2002年10月逝去
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