内容説明
人を「ひきつける」心理、人に対する「好き・嫌い」を決定するメカニズム、このような誰しも無関心ではいられない心のしくみを、社会心理学では「対人魅力」という研究分野で追究してきました。本書は初めて学ぶ読者に向けて、対人魅力の心理学の姿をわかりやすく紹介したものです。
目次
1 魅力とは何か
2 性格と能力
3 態度と集団所属
4 外見と容貌
5 個人的評価
6 対人行動と魅力
7 環境条件と魅力
8 魅力の変化
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yurari
1
自己ハンディキャップ化の言動に効果がない、というのが新たな発見だった。自己ハンディキャップ化の言動を行った場合には他者からの好意が減少、失敗後にも能力を低くみられるのを防ぐ効果はなかった…。●自己ハンディキャップ→自己防衛的な言動、例)ゴルファーが「今日は睡眠不足…」と言いながらコースを回る。2022/02/11
みわ
0
知っていることがほとんどであるが、読む価値はある。2016/12/06
ミライ
0
心理学のサークル活動で使用しようと思い、読みました。心理学部なので知っていることもあり、読んでいて楽しかったです。知らなかったことも、なるほどと思いました。魅力度の高い人になりたいです。2014/06/13