出版社内容情報
永濱利廣[ナガハマトシヒロ]
監修
内容説明
日本版が2014年暮れに発売された『21世紀の資本』は、その解説本も数多く出版されていますが、一部をピックアップしただけの本や、ピケティの名前を利用して自分の理論を世にアピールしようとする本が多く、全体を解説した本はほとんどありません。そのような観点から、本書では原著に忠実に全体を解説していくことにしました。あわせて、日本における格差問題やアベノミクスの評価について独自の解説を加えました。
目次
序章 日本人はピケティから何を学ぶべきか―永濱利廣が教える「r>g」の本当の意味
第1章 ピケティが考える「資本主義」のカラクリ―90分でわかる『21世紀の資本』1
第2章 ピケティが考える「資本」のカラクリ―90分でわかる『21世紀の資本』2
第3章 なぜ「資本」の格差は生まれるのか―90分でわかる『21世紀の資本』3
第4章 なぜ「所得」の格差は生まれるのか―90分でわかる『21世紀の資本』4
第5章 なぜ「持てる者」と「持たざる者」の格差は生まれるのか―90分でわかる『21世紀の資本』5
第6章 なぜ「持てる者」がさらに儲かる社会になるのか―90分でわかる『21世紀の資本』6
第7章 「格差社会」に特効薬はあるのか―90分でわかる『21世紀の資本』7
第8章 日本経済の「格差」のカラクリ―ピケティ理論で読み解くアベノミクス1
第9章 日本の「格差社会」を解消する処方箋―ピケティ理論で読み解くアベノミクス2
著者等紹介
永濱利廣[ナガハマトシヒロ]
第一生命経済研究所主席エコノミスト。1995年早稲田大学理工学部卒業、2005年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。1995年4月第一生命保険相互会社(現・第一生命保険株式会社)入社。1998年4月より社団法人(現・公益社団法人)日本経済研究センター出向等を経て、2008年4月より現職。一橋大学非常勤講師、跡見学園女子大学非常勤講師、景気循環学会理事など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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masabi
tomatobook
Hiroki Nishizumi
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人間万事塞翁が馬