イースト新書Q<br> 図解 ピケティの「21世紀の資本」

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イースト新書Q
図解 ピケティの「21世紀の資本」

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  • サイズ 新書判/ページ数 188p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784781680040
  • NDC分類 331.82
  • Cコード C0230

出版社内容情報



永濱利廣[ナガハマトシヒロ]
監修

内容説明

日本版が2014年暮れに発売された『21世紀の資本』は、その解説本も数多く出版されていますが、一部をピックアップしただけの本や、ピケティの名前を利用して自分の理論を世にアピールしようとする本が多く、全体を解説した本はほとんどありません。そのような観点から、本書では原著に忠実に全体を解説していくことにしました。あわせて、日本における格差問題やアベノミクスの評価について独自の解説を加えました。

目次

序章 日本人はピケティから何を学ぶべきか―永濱利廣が教える「r>g」の本当の意味
第1章 ピケティが考える「資本主義」のカラクリ―90分でわかる『21世紀の資本』1
第2章 ピケティが考える「資本」のカラクリ―90分でわかる『21世紀の資本』2
第3章 なぜ「資本」の格差は生まれるのか―90分でわかる『21世紀の資本』3
第4章 なぜ「所得」の格差は生まれるのか―90分でわかる『21世紀の資本』4
第5章 なぜ「持てる者」と「持たざる者」の格差は生まれるのか―90分でわかる『21世紀の資本』5
第6章 なぜ「持てる者」がさらに儲かる社会になるのか―90分でわかる『21世紀の資本』6
第7章 「格差社会」に特効薬はあるのか―90分でわかる『21世紀の資本』7
第8章 日本経済の「格差」のカラクリ―ピケティ理論で読み解くアベノミクス1
第9章 日本の「格差社会」を解消する処方箋―ピケティ理論で読み解くアベノミクス2

著者等紹介

永濱利廣[ナガハマトシヒロ]
第一生命経済研究所主席エコノミスト。1995年早稲田大学理工学部卒業、2005年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。1995年4月第一生命保険相互会社(現・第一生命保険株式会社)入社。1998年4月より社団法人(現・公益社団法人)日本経済研究センター出向等を経て、2008年4月より現職。一橋大学非常勤講師、跡見学園女子大学非常勤講師、景気循環学会理事など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

masabi

15
世襲と能力主義の結合によってアメリカのような超格差社会が誕生した。資本収益率が経済成長率を上回る限り格差は拡大していくので、税制により富の再配分が必要となる。求められているのは持つ者が相応の負担をすることなのだが、課税根拠を格差の是正とするには現在の自己責任の風潮からすると困難に思えるし、きちんと再配分できるかについても疑いが残る。2015/06/17

tomatobook

3
経済の本は難しい。いや、ワタシが無知なだけだな。 2016/02/11

Hiroki Nishizumi

1
世襲だけでなく能力至上主義も格差を広げる意味で問題があることが分かる。そして人口減少も大きな要因であるとは‥‥2017/08/18

Hiroki Nishizumi

1
分かり易いことは間違いない。r>gだけでなく、人口増と格差への影響、累進課税の意味、国の借金の解消など理解が深まった。2016/09/21

人間万事塞翁が馬

1
ピケティ、なかなかやるな。 図解で、とっても分かりやすくしてくれてるはずなんだが、読み始めると三行でぐっすり眠れるぞ。 悩みも苦しみも(ないけど)、すっきり眠れるぞ。 清原も、これを読んだら良かったのに。きっと嫌なこと忘れて眠れるのに。清原も国内ではきっと所得上位1%だっただろうに。 うーん、眠い2016/02/09

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