出版社内容情報
大下英治[オオシタエイジ]
著・文・その他
内容説明
清和会は、安倍晋三総理が後継者と自認する祖父・岸信介元首相の十日会(岸派)を源流とし、当時の自民党の領袖・福田赳夫を中心に一九七九年に結成された。一九七二年、田中角栄と福田がポスト佐藤栄作を争う激しい派閥抗争いわゆる「角福戦争」が勃発。ロッキード事件後、田中派から竹下派(経世会)による支配が長く続き、清和会は傍流に追いやられる。が、二〇〇〇年に森喜朗が政権の座に就いて以降、小泉純一郎、安倍晋三、福田康夫と四代続けて総理を輩出する。五人の総理を輩出した自民党最大派閥の深層に迫る!
目次
第1章 角福戦争と清和会(角福戦争と清和会の精神;福田赳夫さんは理想家だな ほか)
第2章 悲劇のニューリーダー安倍晋太郎(善人・安倍晋太郎;中曽根裁定―「竹さん先にやれよ」 ほか)
第3章 平成の清和会―傍流から主流へ(派閥の離合集散史;四代連続、総理を輩出 ほか)
第4章 最大派閥・清和会の苦悩(第一次安倍政権発足;静観をしろ ほか)
第5章 第二次安倍政権と清和会(菅義偉、安倍晋三を口説く;町村か安倍か ほか)
著者等紹介
大下英治[オオシタエイジ]
1944年広島県に生まれる。一歳のとき被爆。父を失う。苦学の末、広島大学文学部仏文科を卒業。大宅壮一マスコミ塾第七期生。1970年、『週刊文春』特派記者いわゆる“トップ屋”として活躍。圧倒的な取材力から数々のスクープをものにする。1983年、『週刊文春』を離れ、作家として独立。政治、経済、芸能、闇社会まで幅広いジャンルにわたり旺盛な執筆活動を続ける。『小説電通』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Honey
やす
okadaisuk8
湘南☆浪漫【Rain Maker】
ゆきまさくん