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イースト新書
H.I.S.澤田秀雄の「稼ぐ観光」経営学

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784781650357
  • NDC分類 689.21
  • Cコード C0230

出版社内容情報



木ノ内敏久[キノウチトシヒサ]
著・文・その他

内容説明

創業以来一八年間、巨額の赤字だった長崎「ハウステンボス」をわずか一年で黒字化したエイチ・アイ・エス(H.I.S.)会長の澤田秀雄。H.I.S.を年商五〇〇〇億円の大手旅行会社に育て上げ、新興航空会社スカイマークの設立、証券会社の買収などで、常に動向を注視されるベンチャーの旗手は、いかに地方都市で「観光」ビジネスを進化させ、活性化させたのか。ハウステンボス再建に惜しみなく注ぎ込まれた独自の経営手法、組織管理のノウハウを、日本経済新聞長崎支局長が徹底取材。地方の成長と直結した企業再生の要諦を読み解く!

目次

序章 運をつかんだ男
第1章 カテゴリークリエーターの轍
第2章 澤田の一三五五日
第3章 偉大なるモチベーターと「外の血」
第4章 農の人 都市の人
第5章 辺境から生まれた起業家
第6章 「再建」の第二幕―新千年都市へ

著者等紹介

木ノ内敏久[キノウチトシヒサ]
1965年福井県に生まれる。1989年に日本経済新聞社入社。編集局産業部、経済解説部、日本経済研究センター研究員などを経て、2012年春より長崎支局長。専門は企業経営、環境問題、表象メディア論。長崎市観光大使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てくてく

3
開園依以来赤字続きの長崎ハウステンボスの再生を引き受け、見事に黒字に転換させたH.I.S澤田氏の評伝。但し、澤田氏だけではなく、ハウステンボスを作り上げた神近、長崎県佐世保市出身ということでテレビ販売で有名なジャパネットたかだの高田氏もとりあげており、楽しく読んだ。特に澤田氏の手法と、彼にひかれて集まってきた人による澤田氏の魅力というあたりが楽しく、学生にすすめたいと思った。<おすすめ>2014/09/15

Humbaba

2
熱意をもって自分のやりたいこと、目指すところを説明する。時間は限られたものであり、すべてを自分でやりきることなどできないので、周囲を巻き込んで一緒に進めていく必要がある。優秀な人ほどすでに仕事を抱えているので、巻き込んで一緒にやってもらうためには説得が必要になる。説得がうまくいくかどうかは、相手が自分を信じてくれるかで変わる。だからこそ自分の言葉で自分の熱意、目指すところを説明できるようになる必要がある。2024/01/04

二階堂聖

2
創業以来巨額の赤字だった長崎「ハウステンボス」を旅行会社HIS会長澤田秀雄が建て直した過程を紹介というもの。 従業員の士気を下げないように、経費を削るということがいかに難しくそして、それだけが達成できればいいということがわかる。 『澤田が就任早々、目標に掲げたのが「売上高の二割アップと経費の二割削減」。「たいていの会社は売り上げが二割増えて経費が二割減れば、業績は改善する。厳密に二対二の比率でなくても、トータルで四割の経営の『良化』を達成すれば、どんなダメ会社でも黒字になる」と澤田は言う。(P74)』2014/09/22

nza

0
長崎市観光大使の著者がハウステンボス再生への歴史を紐解く。2016/06/17

0
ハウステンボスのICT化を行っている澤田社長のことは以前、読んだことがある。澤田社長はとにかく格安航空券で一位になることに自重を説き、慎重を期していた。LCCとの先駆けとしてライバルの大手航空会社が同一戦略を行うと、運賃変動を導入した。ハウステンボスはテーマパークではないと主張している。餅は餅屋というのが正論である。2015/10/31

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