出版社内容情報
北条かや[ホウジョウカヤ]
著・文・その他
内容説明
何気ない、悪意のない一言が、なぜ怒りを買ってしまうのか?2014年、大学に通いながら潜入調査をして執筆した『キャバ嬢の社会学』で鮮烈なデビューを果たした社会学者・北条かや。しかし、その2年後、twitterの炎上騒動から自殺未遂をし、休業を余儀なくされた。これまでに読んだ社会学の本の論点と重ね合わせながら、「評価経済社会」のなかで悪戦苦闘した体験を赤裸々に描く。
目次
序章 インターネットで死ぬということ―「炎上」で折れた心
第1章 文学少女が田舎で生きるということ―小学生時代
第2章 スクールカーストで勝者になるということ―中学生時代
第3章 オタク少女がギャルよりモテるということ―高校生時代
第4章 社会学で出世を目指すということ―大学生時代前半
第5章 女が社会学をフィールドワークするということ―大学生時代後半~大学院生時代
第6章 社会学者が社会で働くということ―社会人時代
第7章 「評価経済社会」で成功者になるということ―フリー時代
第8章 誰も私を殺せないということ―「炎上」からの復活
著者等紹介
北条かや[ホウジョウカヤ]
1986年、石川県金沢市生まれ。同志社大学社会学部卒業、京都大学大学院文学研究科修士課程修了。2014年、みずからキャバクラで働いて調査した経験をもとにした初著書『キャバ嬢の社会学』(星海社新書)が話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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