日本の自立―戦後70年、「日米安保体制」に未来はあるのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784781613550
  • NDC分類 319.105
  • Cコード C0030

出版社内容情報



西村幸祐[ニシムラコウユウ]
著・文・その他

ケント・ギルバート[ケントギルバート]
著・文・その他

内容説明

安保法制、中・韓の反日包囲網、沖縄基地問題、GHQ、東京裁判、ヤルタ・ポツダム体制…戦後史にひそむ「矛盾」を、二つの視点から再検証!

目次

第1章 ポスト「戦後70年」の日米同盟(「安倍訪米」の意味を伝えない日本メディア;これは日米の「歴史的和解」だ ほか)
第2章 なぜ日米関係は「ねじれる」のか(占領時代にすでに始まっていた「ねじれ」;アメリカ人は原爆をどう考えているのか ほか)
第3章 覇権主義化する中国、追従する韓国(中国軍の怖さは「軍備」ではなく「人」;韓国という国のやっかいなポジション ほか)
第4章 クールジャパンと変わりゆく日米文化構造(論理を重視するアメリカ、精神を重視する日本;安全保障としてのスポーツとカルチャー ほか)

著者等紹介

西村幸祐[ニシムラコウユウ] [Gilbert,Kent Sidney]
1952年東京生まれ。批評家、作家、ジャーナリスト。一般社団法人アジア自由民主連帯協議会副会長。慶應義塾大学文学部哲学科中退。在学中に第6次「三田文学」編集担当。「ニュー・ミュージックマガジン」(現「ミュージックマガジン」)、レコーディング・ディレクター、コピーライターを経て、1980年代後半から、主にスポーツをテーマに作家、ジャーナリストとしての活動を開始。2002年の日韓W杯を機に、歴史認識問題や拉致問題、メディア論に関する取材、評論を展開する

ギルバート,ケント[ギルバート,ケント]
米カリフォルニア州弁護士。タレント。1952年米国アイダホ州生まれ、ユタ州育ち。1971年米ブリガムヤング大学在学中に19歳で初来日。九州地方を中心に約2年居住。1975年沖縄国際海洋博覧会の際にアメリカ館のガイドとして再来日し、米空軍嘉手納基地内に7カ月居住。1980年大学院を卒業して法学博士号と経営学修士号を取得。司法試験に合格後は国際法律事務所に就職、法律コンサルタントとして東京都に居住開始。1983年テレビ番組「世界まるごとHOWマッチ」(MBS・TBSテレビ系)にレギュラー出演し、一躍人気タレントとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Honey

8
政治、歴史、文化…幅広い視点で今の日本のおかしなところを追及。個々の事件や人物の発言など、興味深いエピソード満載。2018/03/24

ぷれば

7
西村幸祐氏×ケント・ギルバート氏の対談。戦後70年の日米同盟…中でも安倍総理の米両議会演説をめぐり、日米の歴史的和解とまで、お二人の見解が一致。戦後の占領時代〜経済発展、プラザ合意による円高誘導etc.節目々の出来事が世界とどう繋がり、意味が全く理解出来ていなかったと振り返る(今も解ってはいないが、一応考えてみるようにしている)。あとがきにケント氏が、日本を醜いアヒルの子に喩えていたが、言い得て妙だと思う。まず日本人が、日本を理解し、世界の誤解(アヒルではなく白鳥)をとき、理解してもらえるように努2015/11/07

T坊主

6
1)日本は、いやメデイアは何時まで戦後XX年儀式を続けるつもりか、いつの間にか悪い戦争をしたことを反省する儀式にすり替わった。2)9月23日安保法案が成立したが、ほんの一部のグループが戦争法案とか、戦争反対とごまかして、抗議活動。平和教はもうやめたら。そんなことで戦争が起きなかったら、心配はない。あなたの家に泥棒が来たら、抵抗しないのですか?火をつけに来たら、消さないのですか?日本人は情緒、理想よりももっと現実を直視しなければ。外国のスパイやシンパの人や優遇を受けている人達は別ですが。2)視野の狭い大人達2015/09/26

夕月

2
アメリカの模擬国連の話が面白かった。弁論部の生徒が参加するディベートの訓練の一環で、参加する各学校がどこかの国になり、法案を作って提出する。国際情勢を学び、完全にその国の立場に立って議論する。ソ連ならソ連の立場で、ソ連の利害を知らないと、話すことができない。そうやって、異なる国の異なる考え方を、賛成できるかどうか、共感できるかどうかにかかわりなく、その立場に立って学び、自国との比較なども自然と行えるようになる。日本でもやれば良いのに。大きな国になると、国連なんかも担当するそう。面白いなあ。2016/05/17

TAKA0726

0
久々ケントギルバートをTVで見て読む。自衛官は元々リスキーな仕事なのだから警察官や消防士も同じ、リスクの覚悟がない人がする仕事ではない。 瀬戸内寂聴は、戦争に対して「我慢すれば良い」、殺すくらいなら殺された方が良いと言う。 憲法9条は交戦権の否定。戦っちゃいけない「お前死ね」と同じ事。9条により安全保障に真面目に考える必要がなかった。 教育の最大の目的は自尊心を育てる事。今は自立ではなく依存。 沖縄基地問題は自衛隊も共同で使用している基地を除いて分母を減らしインチキなメディアや人間が多い。 2017/10/19

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