出版社内容情報
コナン・ドイル[コナンドイル]
著・文・その他
内容説明
産業発展による人口爆発に伴い、犯罪が多発する19世紀末のロンドン。負傷により帰国した元軍医のワトソンは、謎のルームメイト、シャーロック・ホームズの仕事に同行し、奇怪な殺人事件と、ひたむきな男の悲劇的な人生をまのあたりにする。現在もミステリ界のヒーローとして君臨する「名探偵とその相棒」初登場の傑作を漫画化。
著者等紹介
ドイル,コナン[ドイル,コナン]
1859~1930。イギリスの小説家。開業医として働くかたわら、次々と発表した短編小説が喝采をもって受け入れられ、執筆業に専念。シャーロック・ホームズシリーズで推理小説の基礎を築く一方、政治活動や心霊主義に傾倒し、『失われた世界』などのSFや歴史小説の分野でもすぐれた作品を残した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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北杜夫そっくりおじさん・寺
21
ワトソンとシャーロック・ホームズの出会い。これがホームズシリーズの第一作か。今で言うルールシェアをしていた二人なんだなぁ。いかにも狷介なホームズとマイルドなワトソンの二人はたしかに名コンビである。空き部屋で発見した遺体から広がるホームズの神の如き理知的な推理と背後のドラマ。犯人が素敵な人物なのがまた良い。古典なので、この物語を越えるすごい推理小説は数々生まれているだろう。しかし全てはここから始まったような魅力が詰まっている。乱歩の少年探偵団も既にここにある。シャーロキアンの気持ちがわかった。2014/08/25
植田 和昭
13
陰惨な事件の真相をシャーロックホームズが見事な推理であばいていく。ドイルの傑作です。次は、4つの署名が読んでみたいです。2017/09/17
すぅさん
6
まんがで読破を読破中。114冊目。ホームズとワトソンくんのはじまりの物語。シリーズよみたいな♪2021/04/02
gachin
4
殺人犯が、騎士道精神を持ち合わせてたり、逮捕を静かに受け入れてるのがカッコよかった。腹が座ってるのはカッコいい。2020/02/22
おくてつ
4
まんがで読破を読破するシリーズ。 シャーロック・ホームズはまともに読んだことはないけれど、「最後の事件」のライヘンバッハの滝には行ったことがあるんだよね。 で、これが最初の事件なのね。2019/02/04