出版社内容情報
亀山早苗[カメヤマサナエ]
著・文・その他
内容説明
なぜくまモンは突出しているのか。くまモンを追いかけていると、彼の「不思議な魅力」「人を惹きつけて離さない存在感」が見えてくる。本書はくまモン発の愛の循環を描いている。
目次
第1章 私がくまモンに惹かれたわけ(くまモンとの出会い;くまモンが人気者になっていく過程 ほか)
第2章 くまモン力とは―(コミュ障は日本の国民病;自己アピール ほか)
第3章 「くまモンと現代人」を探る(人の目を気にしない;常に遊び心をもつ ほか)
第4章 これからも、くまモンと生きる!(今後のくまモンへの思い;いつまでも孤高の人でいてほしい ほか)
著者等紹介
亀山早苗[カメヤマサナエ]
1960年東京生まれ。明治大学文学部演劇学専攻卒業後、フリーライターとして活動を始める。恋愛、結婚、離婚など、男女関係についての執筆が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデミン@もも
29
ちょっと重い本を読んだ後に癒やされようと読み始めたくまモン❣ ただのキャラクター紹介の本ではなかった。熊本県民の性格から地域性まで紹介されていて、なぜくまモンが世界進出するほど育ったのかを細かく分析。その人間心理解説まで及ぶ。私自身はくまモンにそれほど魅力を感じているわけではない。が、著者によるとくまモンの魅力は直接会った時にわかるらしい。会ってみたいなぁ。2014/03/16
雨巫女。@新潮部
14
《私―図書館》亀山さんの気持ちよくわかる。実際に、くまモンと逢い、ハグされたら、惚れてしまいます。くまモンスクエアの会員としては、くまモンと、生でふれあってほしいなあ。2014/10/15
魚京童!
12
クマもん力っていうよりくまモンのファンなんだなって思った。2014/03/16
びすけっと
10
2014年1月刊。ライターの著者、魅力よりもご自分がはまってしまった様子を書いています。それと合わせて今の個人と社会について考察しています。数字がないから新書にはならなかったかな。喋らないからこそ、仕草で喜怒哀楽を表現するくまモンには惹かれます。サービス精神と身軽さ、そしていつも上機嫌は他のゆるキャラにはない魅力。熊本の認知がかなり上がったのは熊本の人々にも自信を与えています。見てきたではなくて「会ってきた」と言いたくなるくまモンは、ますます飛躍するでしょう。中高年も虜にする力を持っていますもの!2014/09/20
Madoka.@書店員復帰を目指し中!
10
くまモンの虜になったのは2012年の終わり頃だったと思う。私自身もこの著者のようにくまモンの魅力に気づき、今ではくまモンにさんまでつけてしまうほど、くまモンに夢中な大きなお友だちである。この本では『くまモン』という熊本県のゆるキャラの魅力だけではなく、くまモンというキャラクターを通して現代の人間関係のあり方や生き方なども分析をされて書かれている。くまモンの言葉や仕草でたくさんの人が元気や笑い、勇気を貰っていることがこの本からもうかがえる。著者の撮影をしたくまモン写真からくまモンの愛らしさというのが伝わる。2014/02/16