出版社内容情報
福満しげゆき[フクミツシゲユキ]
著・文・その他
内容説明
福満しげゆき史上初!活字本を完全書き下ろし!
目次
1章 不安だらけのエロ(年頃男子の童貞“地獄”事情;ゲイでもない僕がしゃぶりたい理由 ほか)
2章 不安だらけの学校(イジメっ子、なぜか突然次々消ゆ!;体罰教師よりも変態エロ教師が問題!)
3章 不安だらけの社会(就活中の若者に告ぐ!;原発安全厨の理系学生を論破しちゃいますよ!? ほか)
4章 不安だらけの漫画(エッセイマンガの罪と罰;マンガ家のなり方、教えます ほか)
著者等紹介
福満しげゆき[フクミツシゲユキ]
漫画家。1976年東京生まれ。工業高校中退後、定時制高校に入学。卒業後、夜間大学の経済学部に進学するも中退。『ガロ』(青林堂)でデビュー。『うちの妻ってどうでしょう?』(双葉社)で文化庁メディア芸術祭マンガ部門奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アズル
19
図書館本。福満さんのマンガの中で「ラスト ガロ!」と叫んでいたように、福満さんはガロ出身者。デビュー作の「母の味」、面白かったです。本作は、エッセイです。ネガティブ発言の散弾銃でした。共感するところも多々ありましたが、ディープなネガティブ思考に、後半はなかなか読むのがしんどかったです。2017/08/29
不純
5
早々に始まるドきつい下ネタのオンパレードや、捻くれて卑屈的で、そして攻撃的な文章に驚いて抵抗感を持ってしまった。普段漫画で読んでいるときはポップな絵柄で緩和されていたのか、そんなことは思ったことなかったのに…。いや、それよりも勝手に気が弱い人だとか勘違いしていた。申し訳ない。女性やその他大勢に対する偏見、偏屈さを歯に衣着せずにババーン!と主張でき、尽きることない話には目から鱗な考え方も多々あり、やっぱりセンスも才能も素晴らしいなと感じた。あとちょくちょく高卒で~など自虐してますが、普通に頭いいですよね…?2013/07/13
いのお
4
例によって例のごとくグダグダした喋りを読んでるうちに面白いけどめんどくさいのか、めんどくさいけど面白いのかよくわからなくなった。 とりあえず「妻以外の恋愛話は中学時代しかない」というわりに、読むたびに新しい中学時代のエピソードが出てくるのは驚異的な記憶力だと思う。2013/06/21
ゆり
3
この方の漫画は好きなんですが、この本の一部にかなり不快な表現がありました。読者層的には特に問題ないと思います… 普段面白くなかった本などあまり感想書きませんが、気が向いたので書いておきます。漫画の方がんばっていただけたらと思います。こういうのはネットで止めておいたほうがいいです。2017/10/13
かすくり
3
いつもの福満節が炸裂しているコラム集。自分的には偏見に満ちた考えがガンガン書いてあると思うが、まぁこれも『ある個人の個人的な考え』だと思えば可愛くも感じる。しかし妻が絡む部分と絡まない部分で面白さが全然違うってのがある意味すごい。2013/07/24