《座右の名著》シリーズ
武士道―日本精神の「華」は、いかに鍛えられたか

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784781603933
  • NDC分類 156
  • Cコード C0030

出版社内容情報



新渡戸稲造[ニトベイナゾウ]
著・文・その他

齋藤孝[サイトウタカシ]
翻訳/編集

内容説明

鍛錬に鍛錬をかさねて鍛えあげた「武士道」の勁さ。「精神と行動」力の原点。

目次

日本固有の華「武士道」
武士道は「いつ、どのように」生まれたのか
「義」―「さむらい」が命懸けて守った最も“男らしい美徳”
「勇」―徹底的に鍛え上げられた「行動美」
「仁」―剣の「切っ先」よりも鋭く、深く
「礼」―人間として最も「円熟した姿」
「誠」―武士の「一言」の重み。なぜ「二言」はないのか
「名誉」―「さむらい」が死守した“自分の価値”
「忠義」―「自分」を捨てて“永世”を得る
日常の「武士道」教育と修行の“中身”
「克己」力―困苦に耐え、運命を拒否する
切腹と仇討ち―自分の「名誉」を貫徹する厳粛な儀式
さむらいの魂「刀」―「自己存在」のすべてを証明する唯一のもの
武家の女性教育と地位―その「強さ」と「やさしさ」を生みだすもの
「大和魂」―鍛錬に鍛錬を重ねて鍛えた「民族魂」の勁さ
永遠の命「武士道」―一人一人の血管に脈打つ「遺伝子」
武士道の「未来」―日本人は一皮むけば「さむらい」。武士道は「不死鳥」のように

著者等紹介

新渡戸稲造[ニトベイナゾウ]
盛岡に生まれる。札幌農学校で学んだ後、アメリカ、ドイツで農政学などを研究。帰国後は札幌農学校教授、京都帝大教授、第一高等学校長、東京帝大教授、東京女子大学長を務め、青年の教育に情熱を注いだ。1933年、カナダのビクトリアで病没。体調を崩して療養中に英語で書き上げた『武士道』が1900年に刊行される。また、国際連盟設立に際して事務次長に就任し、国際平和のために尽力した

齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程などを経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。ベストセラーになった『声に出して読みたい日本語』(草思社、毎日出版文化賞特別賞受賞)をはじめ、著書多数。小学生のための私塾「齋藤メソッド」や教育関係者を対象にしたセミナーを主宰、NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の総合指導もつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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