出版社内容情報
曾野綾子［ソノアヤコ］
著・文・その他
内容説明
しがみつかない。縛られない。こだわらない。無理しない。「人づきあいの極意」。曽野綾子が贈る「言葉の処方箋」。
目次
第１章 世は不公平、だから生きていられる。
第２章 人は互いを笑い物にしながら、友情を保つ。
第３章 強くない自分こそ、味わい深い。
第４章 不足は人に生きる意欲を与える。
第５章 うしろめたさが、人をふくよかにする。
第６章 どうでもいい、そう思えば人への期待が捨てられる。
著者等紹介
曽野綾子［ソノアヤコ］
東京生まれ。１９５４年、聖心女子大学英文科卒業。７９年、ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章受賞。９３年、日本芸術院賞・恩賜賞受賞。９７年、海外邦人宣教者活動授助後援会代表として吉川英治文学賞ならびに読売国際協力賞を受賞。９８年、財界賞特別賞受賞。日本芸術院・会員、日本文芸協会・理事。日本郵政株式会社社外取締役（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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アイアイ
19
その場その場でお茶を濁してこそ、生きていけるのだ(七歳のパイロット) 自分の生が脅かされそうになると、他の生命に対する評価も軽くなる人間の特性。 様々な書籍から引用された夫婦、教育、人生論。自分にもわかりにくい自分の本当の姿を、どうして他人がわかることができよう (人びとの中の私)とても好きです。▽図書館2016/10/29
スノーシェルター
14
ヒントになったか？と聞かれたら、そうでもないと答えてしまう。でも、ハッとさせられる言葉がたくさんあった。手元に欲しい一冊。2013/01/29
Humbaba
4
まず自分というものを持つ。それこそが、何よりも大切である。自分がどのようなものなのかがわかっていなければ、そもそもどうすればいいのかという指針を持つことができない。それをまとめるのは容易なことではないのだが、それでもしっかりとまとめられればその価値は計り知れないほど大きい。2014/09/08
rara
4
心に残った言葉「人がするからいい、のではないのである。人がしてもしないし、人がしなくてもする、というのが勇気であり、品位である 」「嫌われたら嫌われていればいいのだ。無能だと判断されたら、無能な顔してればいいのだ。真実は、真実以上でも以下でもない。」人間関係に時々へこむ私には良い言葉が色々ありました。2013/02/06
はるみみ
1
きっと、人間関係に疲れる人は周囲に期待を寄せすぎたり、本当は全部自分の思い通りにしたいと強く願う人なのだと思う。ちょびっと繊細なだけ、きっとそう。2015/06/08
