出版社内容情報
山本常朝［ヤマモトジョウチョウ］
著・文・その他
内容説明
職場の悩みを抱え、心労の耐えない日々を送っている佐賀藩の侍、田代陣基。ある日、自分の悩みの解決方法を教えてくれるという人物がいると聞き、武人と仏道の心をもつ元鍋島藩の侍、山本常朝がいる山里の庵を目指すが…。新渡戸稲造『武士道』とならび、現代にも通じる教訓の数々をまとめた歴史的指南書を漫画化。
目次
奉公人の悩み
佐賀藩の歴史
葉隠れの道
著者等紹介
山本常朝［ヤマモトジョウチョウ］
１６５９～１７１９。佐賀鍋島藩士。幼少のころから仕えていた主君・鍋島光茂の死を悼み出家し山里に隠居する。晩年は奉公人時代に培った豊富な知識や仏道、教訓等をふんだんに筆録し、田代陣基（１６７８～１７４８）に語り聞かせ『葉隠』を編纂させた（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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kubottar
17
難しい本は漫画から入った方がいい。自分の欠点を常に知ることが出来る人間になりたい。2016/12/16
ひろ☆
17
葉隠の概要。佐賀鍋島藩、どういう先人の思いで、葉隠ができ、伝わっているのかがわかる。原書に合わせて、読むのがお勧め。2014/10/14
おくてつ
12
まんがで読破を読破するシリーズ。 「武士道」と並ぶ、武士道を伝える指南書、らしい。 「武士道とは死ぬことと見付けたり」 自分の欠点を知り、高慢にならない。 聖人の「聖」をヒジリと読むのは「非知り」。 三島由紀夫とかも、解説本書いているらしいから、探して読んでみよう。2018/03/02
たな吉
12
『死狂い』で武士道の『一念』一生修行で目指すは『上々』(JoJo!)。道に終わりはないのでした。2015/10/13
トッド
8
■武士道とは死ぬ事と見付けたり。■侍は『死狂ひ』を貫く心得の中に全ての徳が存在している。■儒教的武士道≠葉隠的武士道。■風紀乱れる所に油断あり！※日常生活上で守るべき道徳的規則。■国学を学ぶ※ご先祖様の軌跡や自身の成り立ち。■気概※困難に立ち向かう意志。■龍造寺家＆鍋島家の歴史。■いち早く自分の多くの欠点に気付く➡修行の道を進めれば自然と奢りや慢心もわく➡少しばかりついた知恵が道理を忘れさせ…己の私心を正しいものに見せてしまう。■道とは己の悪い所を知り、生涯精進する事。■負けん気を起こす。慈悲の心。真心。2021/04/11
