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まんがで読破
ユリシーズ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 382p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784781600840
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0193

出版社内容情報



ジョイス[ジョイス]
著・文・その他

内容説明

古代ギリシアの叙事詩『オデュッセイア』をたった一日のできごとに置き換え、ふたりの主人公ブルームとディーダラスの視点からダブリンの風景や人々の様子、人間の複雑な内面をも克明に描き出したジョイス。「たとえダブリンが滅んでもユリシーズがあれば再現できる」とまでいわれる20世紀を代表する傑作を漫画化。

著者等紹介

ジョイス[ジョイス]
1882~1941。アイルランド出身の小説家・詩人。前衛的な表現を積極的に創り出すなどモダニズム文学を追求し、「タイム」誌からピカソやビートルズらと並ぶ20世紀を代表する芸術家の一人として賞賛された。作品の舞台や主題の多くはアイルランドを題材にしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

47
初読。2015年942冊め。原作は1巻のみ読了。あの難解さを少しでも理解できるようにと漫画であらすじを追ってみた。原作全巻はいつか挑戦しよう。2015/08/06

チェ・ブンブン

19
島田雅彦の授業で、オデュッセイアを現代に置き換え、尚且つ章ごとに文体を書き分けることでジョイスが亡命する前のアイルランド人が使っていた言葉を抽出していると習った。その良さを漫画で伝えるのは無理だったらしい。ただのサラリーマン日記になってしまっていた。娼婦の館のエピソードくらいしか元ネタがわからず本編とは死闘が繰り広げられそうだ。あと1週間で最低1巻は読み切れるか、テストに間に合うか?ここが私の手腕の見せどころである。2013/12/15

あっきー

14
⭐3 先日ダブリン市民を新潮文庫で読んだが地味な雰囲気だった、ユリシーズも似た感じかなと考えていたがマンガ版を読んで面白いかもしれないと思う2021/04/16

おくてつ

13
まんがで読破を読破するシリーズ。 このシリーズにしては、ちょっと太め。 古代ギリシャの「オデュッセイア」をアイルランド・ダブリンに置き換えて描いた傑作っていうことなんだけど、オデュッセイア自体の話も知らなかったので、そうなんだっていう程度。 ちょいとオトナな表現があるところが、ドキドキする。2018/02/10

トッド

10
■1904年6月16日。イギリスから独立前のアイルランド・ダブリン。たっち一日の何気ない日常の風景を、ホメロス『オデュッセイア』のパロディに仕立てた長編小説。■名の知れた芸術家の多くが同性愛者だったって説があるの知ってる❓ミケランジェロ、アンデルセン、オスカーワイルド、ダ・ヴィンチ、シェイクスピア…。彼らは本能に従って人を愛しても…その根本目的である種の保存をまっとう出来ない。生物として弱い個体と言えるかもしれない。しかし彼らはその代わりに…もっと素晴らしい物を残す能力を神から与えられた…もしかしたらね。2021/03/28

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