出版社内容情報
セルバンテス[セルバンテス]
著・文・その他
内容説明
騎士道物語の読み過ぎで妄想に陥った農民のアロンソ・キハーダ老人は、みずからを伝説の騎士と思い込み、痩せ馬のロシナンテと従者サンチョ・パンサを引きつれ、家族や友人の心配をよそに冒険の旅に出る…。自意識や人間の成長などそれまでになかった「個」の視点を物語に盛り込み、「はじめての近代小説」ともいわれる17世紀の傑作を漫画化。
著者等紹介
セルバンテス[セルバンテス]
1547~1616。スペインの作家。下級貴族の次男として生まれる。読書漬けの少年時代を過ごすが、青年時代にはスペイン軍に入隊し捕虜生活も経験する。本国に戻った後、作家活動に入り、後世の文学に多大な影響を与えた。代表作『ドン・キホーテ』は聖書に次ぐ世界的ロングセラー小説である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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