出版社内容情報
バイタルサイン測定,医師の介助,ナースコールが重なった,などリアルで悩ましい「多重課題」の場面から,優先順位の根拠,解決に導くコツ・ワザなどを具体的に示す.臨床業務を誌上シミュレーションできる1冊.問題演習ができる取り外せるドリル付き.
内容説明
臨床業務を紙上シミュレーション!「多重課題」の場面から、優先順位の根拠、解決に導くコツがわかる。取り外せるドリル付きで書いて学べる!
目次
第1章 臨床現場・看護教育における多重課題とは(臨地実習・臨床現場の多様さと実践能力の身につけ方―臨床実践における課題の豊富さと、多重課題をクリアにする能力の身につけ方;教育現場で多重課題をどう克服するか―シミュレーションやオスキーを想定した実践的な学び;自己調整学習による成長)
第2章 マンガでわかる動き方 ケアの優先順位(術後の患者2名のIN‐OUTバランスチェックをしようと思ったら、別の患者の点滴のアラームが鳴っており、更新を行わなくてはいけなくなった。;朝6時、6名分の採血を行わなければならないが、訪室時にAさんとBさんに「トイレに行きたい」と言われた。;朝6時、Aさんの手術前の処置とBさんの抗菌薬投与が同時刻に予定されている。そこにCさんから排泄介助のナースコール。 ほか)
第3章 多重課題に強くなるケアカンファレンス・シミュレーション(ケア・処置の優先順位;複数の同業務の優先順位;タイムマネジメント ほか)