内容説明
セクシュアル・ハラスメントの濫用、ポルノグラフィ規制がすすむアメリカ。ナディーン・ストロッセン(アメリカ自由人権協会会長)は、表現の自由を守るためにポルノ規制に真っ向から反論する。
目次
セックス・パニックとフェミニストたちの不協和音
性的表現と法律
ポルノグラフィ規制法の致命的欠陥
「性表現」に対する抑圧の高まり
女性、男性、セックスについて
セクシャル・ハラスメントの定義―性差と性差別の違い
「人の好みは様々」―ポルノグラフィの影響力
ポルノグラフィの肯定的な側面
ポルノグラフィ出演は強制か同意か?
検閲賛成派は自分たちの都合によって貴重な作品を従わせる
法施行の教訓―権力者がさらに権力を得たとき
ポルノグラフィ検閲はなぜ差別や暴力を減らせないか
差別と暴力の撲滅をめざして
著者等紹介
ストロッセン,ナディーン[ストロッセン,ナディーン][Strossen,Nadine]
1950年アメリカ・ニュージャージー州生まれ。アメリカ自由人権協会(American Civil Liberties Union,ACLU)会長。ニューヨーク・ロースクール教授
岸田美貴[キシダミキ]
1961年生まれ、上智大学外国語学部英語学科卒。電機メーカー広報室を経て、フリーの翻訳者。欧米に通算約10年在住。法律、ビジネス一般、マーケティング、ノンフィクションを専門とする
松沢呉一[マツザワクレイチ]
1958年生まれ。かつては音楽関係、放送関係の仕事に携わったり、宣伝企画の仕事をやったりもしていたが、ここ10数年は性にまつわるさまざまを得意分野とするライターをやっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hikarunoir
メルセ・ひすい
新橋九段
unterwelt
xxx