ポルノグラフィ防衛論―アメリカのセクハラ攻撃・ポルノ規制の危険性

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ポルノグラフィ防衛論―アメリカのセクハラ攻撃・ポルノ規制の危険性

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  • サイズ B6判/ページ数 484p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784780801057
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0036

内容説明

セクシュアル・ハラスメントの濫用、ポルノグラフィ規制がすすむアメリカ。ナディーン・ストロッセン(アメリカ自由人権協会会長)は、表現の自由を守るためにポルノ規制に真っ向から反論する。

目次

セックス・パニックとフェミニストたちの不協和音
性的表現と法律
ポルノグラフィ規制法の致命的欠陥
「性表現」に対する抑圧の高まり
女性、男性、セックスについて
セクシャル・ハラスメントの定義―性差と性差別の違い
「人の好みは様々」―ポルノグラフィの影響力
ポルノグラフィの肯定的な側面
ポルノグラフィ出演は強制か同意か?
検閲賛成派は自分たちの都合によって貴重な作品を従わせる
法施行の教訓―権力者がさらに権力を得たとき
ポルノグラフィ検閲はなぜ差別や暴力を減らせないか
差別と暴力の撲滅をめざして

著者等紹介

ストロッセン,ナディーン[ストロッセン,ナディーン][Strossen,Nadine]
1950年アメリカ・ニュージャージー州生まれ。アメリカ自由人権協会(American Civil Liberties Union,ACLU)会長。ニューヨーク・ロースクール教授

岸田美貴[キシダミキ]
1961年生まれ、上智大学外国語学部英語学科卒。電機メーカー広報室を経て、フリーの翻訳者。欧米に通算約10年在住。法律、ビジネス一般、マーケティング、ノンフィクションを専門とする

松沢呉一[マツザワクレイチ]
1958年生まれ。かつては音楽関係、放送関係の仕事に携わったり、宣伝企画の仕事をやったりもしていたが、ここ10数年は性にまつわるさまざまを得意分野とするライターをやっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hikarunoir

7
性表現規制/検閲がやがて表現や言論の自由を妨げ、性犯罪者側に利する危険性を実例を挙げ説く。ラジフェミと宗教右翼の利害一致での共謀が恐ろしい。2021/09/01

メルセ・ひすい

2
9-34 読みにくい・・ そんなことまでセクハラと認めていいのか。セクシュアル・ハラスメントの濫用、ポルノグラフィ規制が進むアメリカ。アメリカ自由人権協会会長である著者が、表現の自由を守るためにポルノ規制に真っ向から反論する。2007/11/21

新橋九段

1
とにかくフェミニズムを叩きたい一心の一冊。フェミニストを巨大勢力かのように語る主張の説得力は、いまのアメリカを見れば明らかか。2022/08/05

unterwelt

1
90年代に起きたアメリカのポルノ規制、セクハラ濫用に対し「表現の自由を守る」という立場からそれらの言説を批判している。ポルノ規制やセクハラの範囲拡大は女性の権利向上ではなく、逆に女性の社会進出を妨げたり、性的少数者の表現の自由を損ねる危険性が高いこと。またポルノ規制反対者やセックス産業に従事している女性を「被害者」「男性に従属している」とすることで、女性の選択の自由を否定していることを指摘。日本でも対岸の火事ではないので、表現の自由に興味がある人は読むべし。ただ翻訳はところどころ意味が分かりにくい気が。2020/03/22

xxx

1
フェミニズムがポルノを「女性への性暴力」と安易に考えることは「女性はポルノを見ること・消費することに耐えられない弱い性」としてしまう危険性がある。同意する。「猥褻」という概念の適用は精査しなければ、歴史的なモチーフ(神話やヌード)またはLGBTsの主張や表現を弾圧することになりうる。この本を読んでアメリカの「表現の不自由さ」に目を向けるべきである。 日本も「オタク文化」が槍玉に上がるが、それは「男性による女性の搾取」なのか女性が女性の身体を誇張し表現し、消費することは性解放なのではないか、考える必要がある2019/11/20

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