出版社内容情報
本書は、寒川セツルメントという大学のサークル史である。本書は、寒川セツルメントという大学のサークル史である。そこに集まった者たちは、想い出や哀惜の対象として読んでよい。しかし、異なる時と場所を生きた人には、セツラーの気分とものの見方を同時代を捉え直し再配置するように読むことをすすめたい。(子安 潤)
寒川セツルメント史出版プロジェクト[サムカワセツルメントシシュッパンプロジェクト]
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目次
序章 学生セツルメント運動の歴史を紐とく
第1章 社医研から誕生した寒川セツル―地域への恒常的な関わりを求めて(五四年~)
第2章 活発化した保健部の活動と教育学部を中心とした児童部活動の広がり(主に六〇年代)
第3章 一九七〇年代の寒川セツルメント―「地域変革」と「自己変革」をスローガンに
第4章 一九八〇年代の寒川セツルメント―一致点は「地域実践」、全セツ連との決別
第5章 「セツルと私」―同じ喜びと悲しみの中で