内容説明
原発事故母子避難、シングルマザー、キャバ嬢、育児ハラスメント、進学めざす生活保護の女性…くらしとたたかいの現場から。全編取材・書き下ろし。
目次
1 「自分が適当に育てられたから、自分の子どもはちゃんと育てたかった」―原発事故による自主避難者の加緒理さん。子ども時代の貧困と、事故後の困難
2 「不幸比べも我慢大会も、もういい加減、終わりにしませんか」―最低賃金1500円を求めるAEQUITAS(エキタス)・藤川里恵さん
3 「生活保護世帯でも学びたい」―大学進学を巡るミカさんの闘い
4 キャバ嬢たちによる労働組合―キャバクラユニオンの7年間の闘い
5 「育児ハラスメント」で降格に次ぐ降格―正社員で働きながらも生活保護を受けざるを得ないシングルマザー・冴子さん
6 「昭和時代のオジサンの意識改革を」―「育休第1号」となり、退職後、会社を提訴した由紀江さん
7 「必要なときに、『助けて』と言える人が強い人」―この国のシングルマザーたちと歩み続ける赤石千衣子さん
8 夫のギャンブル、借金、自己破産を経て離婚―2人の子どもを育てる由貴子さんの願い
著者等紹介
雨宮処凛[アマミヤカリン]
作家・活動家。1975年北海道生まれ。2000年に自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版/ちくま文庫)を出版してデビュー。以来、「生きづらさ」や格差・貧困問題に取り組む。反貧困ネットワーク世話人。著書に『生きさせろ!難民化する若者たち』(JCJ賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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