さよなら安倍政権批判plusオルタナティブ<br> 新安保法制は日本をどこに導くか

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さよなら安倍政権批判plusオルタナティブ
新安保法制は日本をどこに導くか

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  • サイズ A5判/ページ数 95p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784780307665
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0031

内容説明

防衛官僚として40年、憲法との整合性に苦闘しながら「周辺事態法」などの立案に携わり、イラクに派遣された自衛隊を統括した著者が、憲法も安保条約さえも無視した法制に怒り、問題点を全面的に論じる。日本の未来のために―

目次

はじめに 新安保法制の構造(あまりにも分かりにくい構造;戦後日本の歩みを断ち切るもの)
第1章 「グレーゾーン事態」関連法制の内容と問題点(政府が騒いだ武装勢力の離島上陸は法制化されず;米軍の武器を防衛することができるように ほか)
第2章 「重要影響事態」関連法制の内容と問題点(実際には朝鮮半島有事を想定していた周辺事態法;周辺概念とともに有事にしないという概念もなくす ほか)
第3章 「国際平和秩序維持」関連法制の内容と問題点(今後、時々の立法措置は不要になる;「戦闘現場以外」ならどこでも行けるように ほか)
第4章 「集団的自衛権」関連法制の内容と問題点(あまりにも抽象的な想定である;武力攻撃が予測される事態でも武力行使はできないのに ほか)
第5章 これから日本はどうなっていくのか(対中国戦争のシナリオ;対テロ戦争に参加するシナリオ ほか)

著者等紹介

柳澤協二[ヤナギサワキョウジ]
1946年、東京都生まれ。70年、東京大学法学部卒業後、防衛庁(当時)に入庁。防衛審議官、運用局長、官房長などを歴任し、2002年、防衛研究所所長。04年から09年にかけて、内閣官房副長官補(安全保障・危機管理担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

加藤久和

6
新安保法制とは自衛隊をアメリカ軍に付き添って地球上どこへでも、またどんな時でも展開できるようにするための法律群であることは明確なのだが、政府がそのことを国民の目から逸らそうと躍起になっているために、何がなんだか理解不能な代物になってしまっている。いずれ法案は国会で可決されるのであろうが現実にこんな無理筋な法律を執行することが可能なのだろうか?安倍晋三一味や外務官僚は強大な武力を保持した集団の恐ろしさを甘く見ているとしか思えない。現段階で安保法制全般についてわかりやすく解説された好著だがこれでもまだ難しい。2015/06/28

Takao

4
11月1日、講演を聴き、会場で購入(サインも)。1970年、当時の防衛庁に入り、2004〜09年、内閣官房副長官補の職にあった人。本書は、たとえ法案が通ったとしても発動させないだけの世論づくりが必要、との立場で、安保法制の問題点を解説している。講演では「法案が成立しても講演依頼が途絶えない。そこに希望を感じる」と述べられた。小泉政権がイラクに自衛隊を派遣した時の政権中枢にいた人だが、一発の銃も撃たなかったことに矜持を持っていると感じた。これにどれだけ力を注いだか、それを破ろうとするのが安倍政権だ。2015/11/06

田中峰和

2
小泉政権が自衛隊をイラク派遣した時の内閣官房副長官補で、安全保障・危機管理を担当していた著者。それだけに当時派遣された隊員の自殺者が29人と証言する言葉は重い。10万人に20数人が自殺する日本。イラク派遣隊員は1万人中29人なので10倍にあたる。6年間のことなので約5倍。高齢者が中心の一般人に比べ、若年層の自殺がこれだけ多いのは異常だ。祖父の夢を叶えるためだけに政権運営している首相は、わが国の平和と独立を守る自衛隊の使命と強調するが、サマワで道路工事することがそれに値するのか。隊員の自殺が悔やまれる。2015/11/09

ponnnakano

1
新安保法制の数々の問題点がわかりやすく書かれている。政府が「平和のために」やったことから「シームレスに」戦争につながることがよくわかる。成立させはいけないし、成立したとしても、行使について国会承認がされないようにしなければいけない。私たちは選挙で安倍政権にフリーハンドを与えたわけではない。2015/08/22

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