内容説明
フォト&ドキュメンタリー。小さな仲間たちとの13年間の交流。
目次
1 山の子どもたちとの出会い(2002・2003)
2 小さな仲間たちとの交流(2004・2005・2006)
3 働く子どもたち、大好きな学校(2007)
4 人々の暮らしの変化(2008・2009)
5 サフダル校長の死(2010・2011)
6 夢に向かって歩み出す(2012・2013)
7 山の子どもたちとの13年(2002~2014)
8 未来に羽ばたく(2014)
著者等紹介
長倉洋海[ナガクラヒロミ]
1952年、北海道釧路市生まれ。写真家。通信社勤務を経て、1980年よりフリーランスとなる。以降、世界の紛争地を取材。なかでもアフガニスタン抵抗運動の指導者マスードやエル・サルバドルの難民キャンプの少女ヘスースなどを長いスパンで取材し続けた。第12回土門拳賞、産経児童出版文化賞、講談社出版文化賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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けんとまん1007
14
この本を読む前に写真集には目を通していたので、改めて、そのバックボーンがよくわかる。本当に厳しい環境にある。そんな中だからこそ、小さな子どもの頃から、生きていくための役割がある。家族全員で生きるための役割。それでも、少しずつ考え方も変わってきていることが嬉しい。支援ということのあり方についても、考えてしまう。継続こそ力。いまの自分たちの環境を考えると、いやでも、いろいろなことを考える。生きるとは?ものを持つことの意味は?ひとつのものへの感謝の気持ち。ここが大きな違いなのではないだろうか。2015/08/15
ののまる
10
支援する側の方が、こども達にありがとうと言いたくなる。2018/02/17
おはなし会 芽ぶっく
4
文庫連紹介本2023/04/25
シャムネコさん
3
険しい渓谷にある学校に通う子どもたち2021/12/05
みこよこ
2
写真家・長倉洋海さんが取材中に出会ったアフガニスタンの子どもたち。 戦争で家族を失った子ども。経済的に貧しく勉強する機会を奪われたり、宗教上の理由から女子が中途退学していくこともある。政府からの援助も十分ではなく、校舎にはドアもない…。でも、子どもたちはあふれる笑顔で勉強している。 アフガニスタンの山の学校を援助し続けた10年間の記録。2015/02/20