内容説明
国の「一体改革」で医療・介護は守れるか ケアを必要とする人々のためのシステムとは―地域から提言する・第2弾。
目次
第1部 社会保障・税一体改革がめざす医療・介護提供体制における地域包括ケアシステムを考える
第2部 介護保険制度改正と国の考える地域包括ケアシステム(2011年12月17日シンポジウムから)(当事者の立場から―認知症の人への対応が進むとは思えない改定;高齢者の住まいと施設ケア;国の考えている「地域包括ケア」と地方自治体の医療・福祉行政;今、行政の保健師・医療専門職員に求められることは?―国の掲げる「地域包括ケアシステム」を実現するために)
第3部 地域でケアを必要とする人たちの今(2011年12月17日シンポジウムから)(地域医療に従事する一医師より;ケアを必要とする精神に障害のある人たちの今;ケアを必要とする障害のある人たちの今 重なり合うケアへ)
第4部 地域包括ケアから、人をケアで包摂できる「尊厳保障型ケア」体制の確立へ
資料(2012年度介護報酬改定に伴う関係省令の一部改正等への意見;第5期介護保険事業支援計画策定にあたっての要望)