内容説明
福島原発事故による放射能災害は何を示したのか?「原発安全神話」を批判し続けた放射線防護学者が放射線と原発の原点からエネルギー政策を問い直す。
目次
第1章 福島原発事故による放射能災害
第2章 放射線による被曝とは何か
第3章 原発の、何が問題なのか
第4章 どうする、日本の原発政策
第5章 生き来し方を振り返って
付 一九七二年日本学術会議原発問題シンポジウムでの基調演説
著者等紹介
安斎育郎[アンザイイクロウ]
立命館大学名誉教授、同大学国際平和ミュージアム名誉館長。1940年、東京生まれ。東京大学工学部原子力工学科卒、放射線防護学、工学博士。東京大学医学部助手、立命館大学関係学部教授、国際平和博物館ネットワーク執行委員、南京国際平和研究所名誉所長などを歴任。2011年に立命館大学を退職し、安斎科学・平和事務所を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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