目次
序章 「国際競争力」の定義は、ファジーで、とらえにくい
第1章 「国際競争力」をどうつかむか―「国際競争力」論の歴史的展開、国際的背景から考える
第2章 日本財界の「国際競争力論」の陥穽 価格競争・非価格競争―労働条件の「下向き競争」と、それとのたたかい
第3章 日本の科学・技術政策と大学の危機 イノベーション競争―「グローバル競争」と「イノベーション戦略」
第4章 「法人税率引き下げ競争」の悪循環、その限界 国際制度間競争―多国籍企業と「新自由主義派」の税制論
第5章 TPPと東アジア共同体 経済統合の「二つの道」―消極的統合政策か、積極的統合政策か
著者等紹介
友寄英隆[トモヨリヒデタカ]
一橋大学経済学部卒、同大学院修士課程修了。月刊誌『経済』編集長(95年~06年)などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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