目次
第1章 アフガニスタンの現状とオバマ戦略
第2章 和解とは何か、日本にそれができるか
第3章 「支えあう安全保障」に向けて
第4章 国境プロジェクトをひっさげて
第5章 「11・23東京会議」とその合意の意味
第6章 なぜ非武装自衛隊を派遣するのか
著者等紹介
伊勢崎賢治[イセザキケンジ]
1957年生まれ。現在、東京外国語大学教授として、平和構築学を教える。早稲田大学理工学研究科修士課程修了後、留学中のインドでスラム街の住民運動に携わり、国際NGOでも活動。その後、国連PKO職員や日本政府代表として、東チモール、シエラレオネ、アフガニスタンで武装解除を指揮(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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那由田 忠
17
タイトル倒れの本だけど、アフガンで何が原因でアメリカがタリバンに負けてしまったのかが詳しくわかった。イラク戦争を始めたこととの関係は述べられていないものの、著者が行った非武装化が国軍・警察組織の立ち上がりが遅れたために、結果的に混乱の原因となってしまったのだ。説明のしかたがあまりよくなくて理解できない部分が多く、後半が特にそうで(結果的に全く実らなかった)自衛隊を停戦監視に派遣するというかなり無理な提案は政府も認められないだろうと思った。2022/04/04
淺野 昌規
0
この著者の本は、今後も読み続けます。2017/10/12