拉致〈2〉左右の垣根を超える対話集

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拉致〈2〉左右の垣根を超える対話集

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  • サイズ B6判/ページ数 185p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784780303131
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0031

目次

第1章 国家という怪物と拉致問題―池田香代子氏との対話(ゆがんだ軌道に乗っていく;民主党政権で拉致問題は変わるか?;拉致問題と「個人と国家」)
第2章 右も左もいっしょになってやればいい―鈴木邦男氏との対話(違和感のなかで;「一時帰国」と拉致家族;北朝鮮とどう話し合うか)
第3章 「拉致」解決への道を探る―森達也氏との対話(硬直状態を何とか打破したい;「拉致」の周辺にある北朝鮮の問題;北東アジアの危機を救うべき方法を考えよう)

著者等紹介

蓮池透[ハスイケトオル]
1955年、新潟県柏崎市生まれ。東京理科大学電気工学科卒業。東京電力(株)に入社し、原子燃料サイクル部部長などを歴任し、2009年夏に退社。1997年より2005年まで、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」の事務局長、その後、しばらくの間、副代表をつとめた

池田香代子[イケダカヨコ]
作家。ドイツ文学翻訳・口承文芸研究。『世界がもし100人の村だったら』(マガジンハウス)の再話を手がけ、印税で「100人村基金」を設立、“基金を必要としている世界中の人たち”に支援活動を行う。世界平和アピール七人委員会メンバー

鈴木邦男[スズキクニオ]
著述家。新右翼団体・一水会元代表(現在顧問)

森達也[モリタツヤ]
1998年、オウム真理教の荒木浩を主人公とするドキュメンタリー映画「A」を公開、各国映画祭に出品し、海外でも高い評価を受ける。2001年、続編「A2」が、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kyoko

10
「拉致」「拉致2」そして「安倍晋三と…」を読んでつくづく思った。拉致被害者を救うためには外交交渉が大切だと。当たり前のことだが、今の日本は北朝鮮の体制を崩壊させることが目的になってしまっている。塩野七生さんの著作を読んでも、外交交渉の上手い・下手でいかに歴史が動いてきているか。したたかで賢い交渉、論点を整理することの大切さ、目的と手段の見極め。学ぶことは多いが、他人事だと思ってはいけない。わたしに何ができるか。まずは知ることだと思った。2016/10/11

makimakimasa

2
出版されて4年以上経つ本だが、その後も拉致問題に関して特に大きな動きは無く、情報の古さをあまり感じない。出版時点で小泉訪朝から7年。経済制裁による強硬姿勢が問題を硬直化させてしまったことは、本書が一貫して指摘している通り、外交の手段としては結果的に誤っていたということになるのだろう。制裁ありきの救う会に煽られて思考停止状態に陥った家族会。「制裁より交渉を」「北朝鮮の立場になって考える」という蓮池さんの考えが正しいかどうかは分からないが、聖域化された問題に一石を投じ続ける姿勢は冷静で勇気ある行動だと思う。2014/03/16

保山ひャン

1
拉致被害者家族の代表的存在だった蓮池透は、北朝鮮成敗の考え方では拉致問題は解決しないことに気づく。この本では、池田香代子、鈴木邦男、森達也との対話を通して、拉致問題解決の方策をさぐる。被害者が胸を張るようになってしまうことへの違和感、拉致問題を利用して北朝鮮の打倒をはかり、あるいは利権を保とうとする人々への不信感、蓮池氏の転換に対して投げられる「裏切り者」「左翼」の声に対する応答が、この本には詰まっている。森達也との対談は『クラウド』でも読んだものだった。鈴木氏とのぶっちゃけた対話に可能性を感じる。2016/05/28

sirokuma

0
拉致問題が政治や運動に利用されていることで、なかなか解決にいたっていない、という現状を対談で浮き彫りにしている。もっと政治家が真剣に取り組んできていたら、もっとたくさんの被害者が帰って来ていたのではないか、と思うと口惜しい…。2015/10/25

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