目次
1 霞が関の主力は非正規労働者?(「社会問題化した重要書類が私の手にある」;国の看板を背負っているけど、私は『物品』;「国民に迷惑をかけられない。だけど…」)
2 「市場化テスト」は何を生み出す?(「小泉さんのせいで私もワーキングプア」;「『お探しの建物は存在しません』となってしまう」;しわ寄せは官僚にではなく末端に)
3 崩壊する公共サービス(病院編―赤字を削るために命を削る;奨学金編―鳴り響くSOS 低賃金で返還できない;学校編―不安定な生活「子どもに自立なんて教えられない」;保育園編―ベテランが減り、保育士は若年化 子どもへの影響は)
4 「民」は「官」より優れているか(職業紹介、求人開拓いずれも「官」が圧勝;手間のかかる正社員採用支援を「民」でやれるのか)
5 民営化の未来はバラ色か―郵政職場から(結局、地方が切り捨てられるのか;あるゆうメイトの遺書「もっと働きやすい職場になれば」;正社員と非正社員 広がりつつある溝)
著者等紹介
藤田和恵[フジタカズエ]
早稲田大学卒業。北海道新聞記者(本社社会部、東京支社政経部等)をへて、現在、フリーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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