京都大学「立ち止まって、考える」連続講義シリーズ<br> COVID‐19の倫理学―パンデミック以後の公衆衛生

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京都大学「立ち止まって、考える」連続講義シリーズ
COVID‐19の倫理学―パンデミック以後の公衆衛生

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  • サイズ 46判/ページ数 243p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779516818
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C0012

出版社内容情報

コロナ禍以後の新たな時代を生きるためのヒントを学ぶ教科書、
京都大学の教員たちによる人気オンライン講義シリーズ「立ち止まって、考える」が待望の書籍化。


外出自粛要請は正当化できるのか?
限られた人工呼吸器を誰に配分するか?
ワクチン接種は義務化すべきか?


大型クルーズ船停留措置、ワクチンの優先接種、医療資源の配分、ロックダウン……パンデミック下で引き起こされた様々な難問について、当時どのような議論がなされ、今後どのように議論していくべきなのか。
危機的な状況のなか行われた、これからの公衆衛生(感染症対策や健康増進のための予防活動)について議論するための特別講義を収録!!




■著者紹介

児玉 聡(こだま さとし)
京都大学大学院文学研究科教授。専門は倫理学。
著書に『実践・倫理学』(勁草書房、2020年)、『タバコ吸ってもいいですか』(編著、信山社、2020年)、『正義論』(共著、法律文化社、2019年)、『終の選択』(共著、勁草書房、2017年)、『功利主義入門』(ちくま新書、2012年)、『功利と直観』(勁草書房、2010年)ほか。




■京都大学人社未来形発信ユニット 立ち止まって、考える
――パンデミック状況下での人文社会科学からの発信


「人文・社会科学の立場から、立ち止まって考える機会を提供する。
新型コロナウイルスによる「非常事態」が何を意味するのか、国内外の社会状況が慌ただしく変化する中で、少しだけ立ち止まって考えることも必要ではないでしょうか。人社未来形発信ユニットは、時間的・空間的なスパンを長くとって、物事を掘り下げて考えようとする人文・社会科学の立場から、みなさんに立ち止まって考えていただくきっかけを提供したいと思い、「立ち止まって、考える」という一連の企画を立ち上げました。」

内容説明

コロナ禍以後の新たな時代を生きるためのヒントを学ぶ教科書。京都大学の教員たちによる人気オンライン講義シリーズが、待望の書籍化。外出自粛要請は正当化できる?限られた人工呼吸器をどう配分する?パンデミック下の様々な難問に、倫理学はどう答えるのか。

目次

第1講 パンデミックと倫理学
第2講 大型クルーズ船と隔離の問題
第3講 人工呼吸器を誰に配分するか
第4講 外出規制 自粛か強制か
第5講 ポスト・パンデミックの世界
補講 パンデミックの倫理学 一年後…

著者等紹介

児玉聡[コダマサトシ]
京都大学大学院文学研究科教授。専門は倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Iwata Kentaro

7
おすすめされて読んだ本。感染症(あるいは医療)と倫理は切っても切れない関係にあり、昔から沢山の議論がなされてきた。今回講義で論じられたものも古典的かつ基本的な論点が多く、それは学生教育という意味でもとても大事な営為だったと思う。好著。ただ素朴な事実誤認があったりしたのは残念(大腸菌とか)。倫理学は「価値」の学問ともいえるだろう。価値とファクトは別物だが、ファクトを無視、あるいは誤認した場合に「価値」は正しく論じることは出来ない。やはりこういう講義は感染症のプロも参加したほうが良いと思う。2023/02/22

きぬりん

0
新型コロナ真盛りの2020年7月にYouTubeライヴ配信された連続講義の書籍化。個人の自由の侵害の正当化問題を公衆衛生倫理の重要問題として位置付けたうえで、今時のパンデミックに伴う倫理的問題として、感染(疑い)者の隔離・停留、人工呼吸器の配分、外出規制の法的強制の問題を議論し、今後の課題として予防の倫理学の必要性を主張(補論として一年後の落穂拾い的な議論も)。非常に読みやすく、トリアージの議論の必要性にまで言及するのは大変勇気ある発言だが、隔離・停留の正当化問題を他者危害原則の枠組で捉える点に違和感も。2023/05/04

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