フランスの生命倫理法―生殖医療の用いられ方

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779509612
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C1012

内容説明

生命倫理についての包括的な規則を法律で定める「フランス方式」は有効なのか。生殖医療の市場化が進むなか、その実態を明らかにし、今後の展望をうらなう。

目次

第1章 はじめに
第2章 利用者の要件
第3章 利用者の要件が定められた理由
第4章 フランスの規制の特徴
第5章 「子を持つことへの欲望」
第6章 配偶子・受精卵提供と「親になる資格」
第7章 他者のための妊娠
第8章 代理出産ツーリズムとトビラ通達
終章 結論

著者等紹介

小門穂[コカドミノリ]
1977年生まれ。大阪教育大学卒業、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。株式会社科学技術文明研究所、立命館大学生存学研究センターなどを経て、大阪大学大学院医学系研究科医の倫理と公共政策学特任助教。専攻は生命倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆき

7
宗教が絡むなー・・ローマ法王がのたまったことが結構響いているな。卵子提供について同性愛者達への規制が宗教からむのねえ。まあ、同性愛者が認められるだけでも大分進んだけど、やっぱり根底には「男女」でなければいけないってのがありますね。オーストラリアのようにもっと俯瞰で考えられるといいね。2015/09/28

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