社会を説明する―批判的実在論による社会科学論

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  • サイズ A5判/ページ数 342p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779508752
  • Cコード C3030

内容説明

説明すべき“社会”とは、そもそも“何”か?存在を階層的なものとして捉える批判的実在論の視角が導く、新しい社会研究の実践に向けた最良の手引書。

目次

第1部 批判的実在論への導入(科学、実在、概念;概念的抽象と因果性)
第2部 方法論的含意(説明的な社会科学のための一般化、科学的推論、モデル;社会科学の方法論における理論;批判的方法論的多元主義―インテンシヴならびにエクステンシヴな研究デザイン;社会科学と実践;結論)

著者等紹介

ダナーマーク,バース[ダナーマーク,バース] [Danermark,Berth]
スウェーデン、オレブロ大学の社会科学部および看護学部の社会学教授である。研究関心は、ディスアビリティ研究(disability studies)の分野である。スウェーデンのディスアビリティ研究所で指導的地位にある。批判的実在論の理論および方法論に関する研究でも多くの仕事をしている

エクストローム,マッツ[エクストローム,マッツ] [Ekstr¨om,Mats]
スウェーデン、オレブロ大学のコミュニケーションおよびメディア研究学部の社会学教授である。方法論、ジャーナリズム論、メディアと政治、および言説分析に関する多くの本や論文を公表している

ヤコブセン,リセロッテ[ヤコブセン,リセロッテ] [Jakobsen,Liselotte]
スウェーデン、カールシュタット大学の社会学とジェンダー科学についてのシニア・リサーチャーである。研究は、日常生活の分析を中心としている

カールソン,ジャン・Ch.[カールソン,ジャンCH.] [Karlsson,Jan Ch.]
スウェーデン、カールシュタット大学のワーク・ライフ科学部の社会学教授である。出版物は、労働概念、近代の労働組織、日常生活における階級とジェンダー、そして社会科学における批判的実在論とその方法論に関連したものである

佐藤春吉[サトウハルキチ]
立命館大学産業社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Hiroyuki

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実証主義的な説明と解釈学的な理解のいいとこどりのために、そのメタ理論的基礎から方法論的な含意までを論じたもの。僕は実証主義に対する違和感を見直すための本として読みました。2015/07/19

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