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京都 まちかど遺産めぐり―なにげない風景から歴史を読み取る

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  • サイズ A5判/ページ数 157p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784779508233
  • NDC分類 291.62
  • Cコード C0025

出版社内容情報

古都京都。普段なら見過ごしてしまう風景にミクロな文化遺産を秘めるこの町で、道端に隠れた歴史を発見。一味違う京都案内

内容説明

や!こんなところに歴史がコロがっている。さすが京都!!路傍の、小さな祠や、見た目には何の変哲もない道路から、それに関わった大きな歴史を読み取る「ミクロ文化遺産」。土地の歴史を発掘し、叙述する新しい方法を編み出した成果。

目次

第1部 洛中(京都御苑のグラウンド―明治時代の常設の博覧会場跡;畠山辻子―武将の邸宅跡にできた新たな「道」 ほか)
第2部 洛東(法勝寺八角九重塔―観覧車の下に眠る東山のシンボル;日本最初の路面電車と第四回内国博覧会―明治の岡崎 ほか)
第3部 洛北・洛西(栗栖野氷室跡と氷室神社―山間の地に涼を求めて;鳴滝―平安時代から鳴り響く滝の音 ほか)
第4部 洛南(朱雀大路の痕跡―道幅を探る;東寺南大門―移転した日本の距離原標 ほか)

著者等紹介

千田稔[センダミノル]
京都大学文学部卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、国際日本文化研究センター、総合研究大学院大学名誉教授、奈良県立図書情報館館長、帝塚山大学特別客員教授。専攻は歴史地理学・歴史文化論

本多健一[ホンダケンイチ]
早稲田大学教育学部卒業。石油会社での勤務を経て、立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程満期退学。博士(文学)。現在、立命館大学および京都学園大学非常勤講師、立命館大学客員研究員。専攻は歴史地理学・歴史民俗学

飯塚隆藤[イイズカタカフサ]
駒澤大学文学部卒業。駒澤大学大学院修士課程修了。現在、日本学術振興会特別研究員(DC)、立命館大学大学院文学研究科博士後期課程。京都造形芸術大学非常勤講師。専攻は歴史地理学・地理情報科学・歴史GIS

鈴木耕太郎[スズキコウタロウ]
立命館大学文学部卒業。現在、同大学大学院文学研究科博士後期課程、京都西山高等学校非常勤講師。専攻は国文学(中世神話研究)・宗教民俗学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりんご

24
新たな京都を知れた感じ。まずもって、マイナーなところばかりなので、普通の観光客は行かないだろう京都ではあります。個人的に、知らなかった師団街道と第一軍道、ラジオ塔には行ってみたい。梅小路が原爆の落下目標だったこと、知りませんでした!2020/08/20

noko

5
『くらべる京都』の中で紹介されていた本。京都の有名な観光地ではない、密かな遺産を解説しています。西陣織の、西陣の由来は、応仁の乱で西軍の山名宗全がここに陣を張ったから。西陣織の為の、織屋建という独特の町家があるそうだ。月下氷人石は初めて知りました。八阪神社行ったのに見逃してしまった。梅小路機関車庫は素晴らしい扇型で、SLが並び相関だが、第二次大戦でアメリカによる原爆投下の第一目標が京都で、標的がここだったそうだ。もしかしたら、今はなかったかもしれない建物だったんだなぁ。2021/09/03

乱読家 護る会支持!

3
地名、路地、石碑、地蔵などの「まちかど遺産」から、平安京、聚楽第などのかつての京都を想像してみる本。私のように、京都には遊びにしかいかない京都初心者には、なかなか難しいかも。2014/11/21

SGファン

2
何気ないまちかどの遺物に歴史を見る

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