出版社内容情報
古都京都。普段なら見過ごしてしまう風景にミクロな文化遺産を秘めるこの町で、道端に隠れた歴史を発見。一味違う京都案内
内容説明
や!こんなところに歴史がコロがっている。さすが京都!!路傍の、小さな祠や、見た目には何の変哲もない道路から、それに関わった大きな歴史を読み取る「ミクロ文化遺産」。土地の歴史を発掘し、叙述する新しい方法を編み出した成果。
目次
第1部 洛中(京都御苑のグラウンド―明治時代の常設の博覧会場跡;畠山辻子―武将の邸宅跡にできた新たな「道」 ほか)
第2部 洛東(法勝寺八角九重塔―観覧車の下に眠る東山のシンボル;日本最初の路面電車と第四回内国博覧会―明治の岡崎 ほか)
第3部 洛北・洛西(栗栖野氷室跡と氷室神社―山間の地に涼を求めて;鳴滝―平安時代から鳴り響く滝の音 ほか)
第4部 洛南(朱雀大路の痕跡―道幅を探る;東寺南大門―移転した日本の距離原標 ほか)
著者等紹介
千田稔[センダミノル]
京都大学文学部卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、国際日本文化研究センター、総合研究大学院大学名誉教授、奈良県立図書情報館館長、帝塚山大学特別客員教授。専攻は歴史地理学・歴史文化論
本多健一[ホンダケンイチ]
早稲田大学教育学部卒業。石油会社での勤務を経て、立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程満期退学。博士(文学)。現在、立命館大学および京都学園大学非常勤講師、立命館大学客員研究員。専攻は歴史地理学・歴史民俗学
飯塚隆藤[イイズカタカフサ]
駒澤大学文学部卒業。駒澤大学大学院修士課程修了。現在、日本学術振興会特別研究員(DC)、立命館大学大学院文学研究科博士後期課程。京都造形芸術大学非常勤講師。専攻は歴史地理学・地理情報科学・歴史GIS
鈴木耕太郎[スズキコウタロウ]
立命館大学文学部卒業。現在、同大学大学院文学研究科博士後期課程、京都西山高等学校非常勤講師。専攻は国文学(中世神話研究)・宗教民俗学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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