内容説明
ツーリズムとイメージの交感。南国、楽園、国家、聖地、恋愛、自由…。戦前から現代まで、わたしたちは「観光地」に何をみたのか。
目次
第1章 近代期における南紀白浜温泉の形成過程と他所イメージ
第2章 戦前期における和歌山市の観光都市化と郷土へのまなざし
第3章 日本統治期台湾における国立公園の風景地選定と心象地理
第4章 熊野の観光地化の過程とイメージの変容
第5章 沖縄イメージの変容と観光空間の生産
第6章 与論島観光におけるイメージの変容と現地の反応
著者等紹介
神田孝治[カンダコウジ]
1974年愛知県生まれ。2004年大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、和歌山大学観光学部准教授。専門は文化地理学、観光学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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