特別支援教育とインクルーシブ教育―これからのわが国の教育のあり方を問う

特別支援教育とインクルーシブ教育―これからのわが国の教育のあり方を問う

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  • サイズ A5判/ページ数 142p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784779505782
  • NDC分類 378
  • Cコード C3037

内容説明

本書は、これまでの特別支援教育の成果と課題について総括を行いつつ、障害者権利条約で謳われているインクルーシブ教育について、諸外国の取組みやわが国の近年の提言などの動向を踏まえ、わが国の実情に応じたインクルーシブ教育の課題を明らかにしている。さらに、特別支援教育からインクルーシブ教育への転換に向けて、何を継承し、何を改善すべきか、これからのわが国の教育のあり方について、具体的に提言を行っている。

目次

第1章 わが国の特別支援教育の発展と歴史
第2章 特別支援教育の成果と課題―特別支援教育の総括
第3章 障害者権利条約とインクルーシブ教育
第4章 諸外国におけるインクルーシブ教育の取り組み
第5章 わが国のインクルーシブ教育に関する提言―障がい者制度改革推進会議の意見
第6章 中教審・特別支援教育の在り方に関する特別委員会における意見―同特別委員会における論点整理(案)
第7章 わが国のインクルーシブ教育の課題
第8章 これからのわが国の教育のあり方に関する提言

著者等紹介

姉崎弘[アネザキヒロシ]
北海道函館市生まれ。筑波大学大学院修士課程教育研究科障害児教育専攻修了。静岡県立藤枝養護学校、静岡県浜北市立養護学校、静岡県立西部養護学校に計12年半勤務。その後、三重大学教育学部障害児教育講座助教授を経て、現在、三重大学教育学部特別支援教育講座教授・同大学院教育学研究科教授併任。特別支援教育士スーパーバイザー、自閉症スペクトラム支援士(Expert)。専門は、特別支援教育学。2008年、文部科学省長期在外研究員(ベルリン・フンボルト大学リハビリテーション科学研究所勤務、ベリルン市内の基本学校や障害児学校を多数視察する)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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