出版社内容情報
現代を考えるために不可欠の15のキーワード。
9.11 とその後のアメリカの一連の戦争、そして世界経済を揺るがす金融危機は、冷戦後に成立したかに見えた世界秩序を大きく揺るがしている。今後、世界は、そして日本はどのような方向に向かうのか。それを考えるためには、90年代以降、現代社会において何が問題になってきたのかを、あらためて問い直す必要があるだろう。新自由主義、ナショナリズムから金融革命、原理主義、環境問題まで、90年代以降の現代社会を考えるうえで不可欠でありながらも、その用法に混乱のみられる15のキーワードを厳選して初学者向けに解説。日本と世界がおかれた状況を理解し、現代社会の課題に応えるための明確な視座を提供する恰好のガイドブック登場!
内容説明
新自由主義、ナショナリズムからマスメディア、環境問題まで、現代社会を読み解くために不可欠の15のキーワード。
目次
第1部 変貌する思想潮流
第2部 国際政治の変容
第3部 新技術が変える社会
第4部 制度改革のゆくえ
第5部 文明史的課題
現代社会論の課題
著者等紹介
佐伯啓思[サエキケイシ]
1949年奈良生まれ。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程単位取得。現代社会論専攻。滋賀大学経済学部助教授等を経て、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。雑誌『表現者』顧問、『京の発言』主幹
柴山桂太[シバヤマケイタ]
1974年東京生まれ。京都大学経済学部卒業、同大学院人間・環境学研究科博士課程単位取得退学。現代社会論・思想史専攻。現在、滋賀大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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