内容説明
グローバリゼーション、民族紛争やテロ、貧困や環境問題の深刻化など、地球的問題群への打開のための有効性を説く。
目次
リベラリズムの普遍性をめぐる対抗―グレイとベイツ
リバタリアニズムの左右対決―ノージックと左派リバタリアン
コミュニタリアニズムの政策論―エッチオーニとガルストン
現代のコミュニズムをめぐる係争―ネグリとジジェク
熟議民主主義の進化―J.ハーバーマスとJ.ドライゼック
「アーキテクチャ」の問い直しと民主主義―レッシグとアンガー
ポストモダン的思考を超えて―アガンベンとデュットマン
グローバルな正義をめぐる対抗―センとポッゲ
多文化共生社会の二つの構想―ミラーとヤング
フェミニズムにおける「政治」像をめぐる対抗―オーキンとバトラーとヤング
「ケアの倫理」と「正義の倫理」をめぐる対立の諸相―ギリガンとキッテイ
環境をめぐる規範理論の対抗―シンガーとリーガンとキャリコット
著者等紹介
有賀誠[アリガマコト]
1960年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。政治思想・政治理論専攻。防衛大学校准教授
伊藤恭彦[イトウヤスヒコ]
1961年生まれ。大阪市立大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)。現代政治哲学・政治思想専攻。静岡大学教授
松井暁[マツイサトシ]
1960年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。社会経済学・社会哲学専攻。専修大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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