内容説明
歴史歩きの達人“郵便学者”が案内。30の世界遺産がひしめき合う街マカオ。カジノ抜きでも楽しめる、マカオ歴史散歩の決定版。
目次
1 世界遺産を歩く(媽閣廟とマカオ半島南端;ペンニャの丘に登る;風順堂街と崗頂前地;セナド広場;聖ドミニコ教会と大堂;新馬路を歩く;聖ポール天主堂跡;花王堂からギア燈台へ)
2 出入境を愉しむ(珠海で海珠〓(ひ)酒を)
3 離島区歴史散歩(タイパ・コロアネ周郵記)
著者等紹介
内藤陽介[ナイトウヨウスケ]
1967年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。郵便学者。日本文芸家協会会員。フジインターナショナルミント株式会社・顧問。切手等の郵便資料から国家や地域のあり方を読み解く「郵便学」を提唱し研究・著作活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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OKKO (o▽n)v 終活中
8
初登録だが再読。ちょっと行き詰ってガーッと読み返す。著者は郵便の研究者で、マカオのさまざまな建造物や出来事についての歴史的解説の後、それぞれがデザインされた切手を紹介するスタイル。2010年出版なのでマカオの現状とそうかけ離れていない記述は大いに参考になる。残念なのは参考文献に専門書がほぼないこと。もそっとあれば私も研究の参考文献としてもっと華々しく引用しやすいのに……他にない内容が書かれているので残念!! ◆そもそもこの表紙の《天后聖母》に引っかかったとこから、私の苦難の研究が始まったのさw恨むぜww2018/08/22
アルクシ・ガイ
4
切手で知ろうシリーズとは知らずに借りた。主に写真を楽しむ。それでも鳩料理たべたいなあとか、そうか、バカリャウはコロッケが一番美味いのかとか、そのへんはしっかり頭に入る。香港は最近よくニュースでみるが、マカオはどうなっているのだろう。2020/09/13