出版社内容情報
人種・階級・ジェンダーなどの連動性に注目し、都市における労働運動や反人種主義・反性差別主義的な抵抗運動からヒップホップやグラフィティ、ブレイクダンスなどを“文化戦争”という観点から読み解く問題提起の書。
内容説明
文化をめぐる闘争の舞台へ!!人種・階級・ジェンダーなどの連動性に注目し、都市における労働運動や反人種主義・反性差別主義的な抵抗運動からヒップホップやグラフィティ、ブレイクダンス、さらにはハリケーン・カトリーナまでを“文化戦争”という観点から読み解く問題提起の書。
目次
イントロダクション
第1章 「本当の」ニッガを探して―社会科学者がゲットーをつくる
第2章 頂くべきものを頂く―黒人の若者はどのように文化を起動させるのか
第3章 過去を振り返る―自助イデオロギーの限界
第4章 遥かなる過去を振り返る―どうして啓蒙主義は私たちを闇へと導くだけなのか
第5章 未来を見つめる―新労働者階級はいかにして都市アメリカを変えていけるのか
エピローグ 黒人流に見る/過去を振り返る―二〇九七年から一九九七年へ
謝意、敬意、そして愛
著者等紹介
ケリー,ロビン・D.G.[ケリー,ロビンD.G.][Kelley,Robin D.G.]
1962年生まれ。南カリフォルニア大学歴史学部およびアメリカ研究&エスニシティ・プログラム兼任教授
村田勝幸[ムラタカツユキ]
1968年福岡市生まれ。北海道大学大学院文学研究科助教授
阿部小涼[アベコスズ]
1967年北九州市生まれ。琉球大学法文学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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