内容説明
試合前からやろうと思い、相手の腕を折ったレスラーは私くらいだろう―。「セメント」をキーワードに上田馬之助がレスラー人生を赤裸々に振り返る。
目次
5歳の時、私は左耳の聴力を失った
相撲部屋を抜け出し、力道山門下生になった日
力道山道場でセメント・レスリングをマスター
密室で行われた猪木さん、馬場さん、大木さんのスパーリング
猪木さんと2人で看取った師・力道山の最期
心の師・吉村道明さんの教え
オリンピック・レスラーとの道場マッチ
ビジネスを守るために挑んだ柔道家との他流試合
酒場での賭けアームレスリングで一儲け
トージョー・ヤマモト腕折り事件の真実〔ほか〕
著者等紹介
上田馬之助[ウエダウマノスケ]
1940年6月20日、愛知県海部郡出身。大相撲を経て、60年に日本プロレスに入門。73年3月、大木金太郎とのコンビでインターナショナル・タッグ王座を獲得した。日プロ崩壊後は全日本プロレスに合流するも、73年10月に離脱。フリーランスとなり、アメリカで活動する。76年5月、国際プロレスに逆上陸。翌77年1月からは新日本プロレスに参戦し、タイガー・ジェット・シンと合体。日本人ヒールとして確固たる地位を築いた。その後は全日本、NOW、IWAジャパンなどに参戦。96年3月、自動車事故で頸椎を損傷し、胸下不随となる。以降、リハビリ生活を続けていたが、2011年12月21日に呼吸不全により亡くなった
トシ倉森[トシクラモリ]
1954年12月2日、長崎県長崎市出身。京都産業大学外国語学部英米語学科卒業。79年に渡米し、『週刊ファイト』の特派員として全米マット界を取材。レスラー、ボクサー、俳優の親睦団体『カリフラワー・アレイ・クラブ』で日本人初の正会員となる。83年に帰国後、ベースボール・マガジン社に入社。『週刊プロレス』の創刊号から携わり、主に外国人レスラーを担当する。同社の『相撲』編集部を経て、日本スポーツ出版社に入社し、『週刊ゴング』編集部に勤務。現在はスポーツライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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