内容説明
知れば知るほどすごい人。人生に迷ったとき、間違った道に進もうとしたときに、明かりを灯してくれる存在―。
目次
第1章 なぜ僕らは王さんに涙を流させてあげられなかったのか
第2章 僕らは王貞治の868本以外に何を知っていたのか
第3章 ありがたき王貞治の人生格言
第4章 王貞治純愛物語
第5章 札幌・山の手養護学校伝説―王貞治二十歳の手紙
第6章 王さんに抱かれた日
著者等紹介
テリー伊藤[テリーイトウ]
昭和24年東京・築地生まれ。演出家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ワンタン
1
長嶋茂雄信者として知られる、テリー伊藤による王貞治の礼賛?本。前半は王さんの名言を敢えて下品に解釈、中盤は王さんと妻恭子さんとの想像?によるベタベタの恋愛譚、とここまででも充分バカバカしいのだが、クライマックスはタイトルにもなっている「王さんに抱かれた日」。王さんに抱かれるための計画書を作るくだりからは、久しぶりに本を読みながら爆笑してしまった。最初、これは「お笑い北朝鮮」流のホメ殺しか?と思いながら読んでいたが、最後まで読んで、長嶋さんへの思いとは別にせよ、王さんのことも本当に好きなんだな。と思った。2016/06/05