成功読書術―ビジネスに生かす名著の読み方

土井 英司【著】

ゴマブックス（2005/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 231p／高さ 20cm
• 商品コード 9784777101191
• NDC分類 019
• Cコード C0034

内容説明

元・Ａｍａｚｏｎのカリスマバイヤーにして、ビジネスパーソン必読の人気メールマガジン「ビジネス・ブック・マラソン」の発行人が「読書の技法」を一挙公開。

目次

序章　読書について―よい本との出会い方
第１章　人間探求の書（人は自分を重要なものと思いたがっている―『人を動かす』デール・カーネギー；人の欲求を述べることは、人生の本質を語ること―『人間性の心理学』Ａ・Ｈ・マズロー　ほか）
第２章　勝負師たちに学ぶ極意（販売は、情熱をともなった人間科学である―『私はどうして販売外交に成功したか』フランク・ベトガー；秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず―『風姿花伝』世阿弥　ほか）
第３章　教えを実践した経営者たち（種をまき続ける情熱が飛躍と持続のカギ―『ビジョナリーカンパニー２　飛躍の法則』ジェームズ・Ｃ・コリンズ；経営とは、情緒的な自己投入と情念の力から生まれる実行力―『プロフェッショナルマネジャー』ハロルド・ジェニーン　アルヴィン・モスコー　ほか）
第４章　自らを高め、人生に成功する（常識が実業界の戦いに携えていく最良の武器―『ビジネスマンの父より息子への３０通の手紙』キングスレイ・ウォード；物事をゼロベースで考えることの大切さ―『学問のすゝめ』福沢諭吉　ほか）

著者等紹介

土井英司［ドイエイジ］
出版コンサルタント。有限会社エリエス・ブック・コンサルティング代表取締役。「明日のビジネス書を創る会」主宰。１９７４年、秋田県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部でマーケティングを専攻。学生時代にはギリシアに留学。大学卒業後は、ゲーム会社を経て、編集者・取材記者・ライターとして修行。編集プロダクション、日経ホーム出版社を経て、Ａｍａｚｏｎ．ｃｏ．ｊｐ立ち上げに参画。エディターとして本の選定や著者インタビュー、書評執筆を担当。その後バイヤーとしてビジネス書、語学書、コンピュータ書を担当。２００１年、同社のＣｏｍｐａｎｙ　Ａｗａｒｄ受賞。ビジネス・実用書の「陰の仕掛け人」として、数々のベストセラーのきっかけを作った。現在は、会社経営のかたわら、まぐまぐにて日刊書評メールマガジン「ビジネス・ブック・マラソン」を執筆中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[MI]

アマゾンジャパンで、オンライン書籍担当の筆者が古典的名著を30冊本を紹介。なかでも2冊読んでみたい。①「ビジネスマンの父より息子への手紙」キングレイ.ウォード著 ビジネスマンとして成功した父が企業家を目指す息子に宛てた手紙。ビジネスマンの実務的なことではなく、人生の知恵やノウハウ、挫折から学んだ教訓など愛情あふれる文章で綴られている。②「アラン人生論集」串田孫一著有名な幸福論、人生論、教育論などのエッセンスをまとめた本。体の働きに目を向け、行動を変えれば結果が変わり、結果が変わり、気持ちが変わる。

2023/07/21

[mackane]

主に人生論などにおける名著と呼ばれるものを紹介したのが本書。最近、むやみに多読するのではなく、これと決めた書を繰り返し読むという事もしていきたいと思っていたところだったので、その良書選択の参考に読んだ。ざっくりではあるが、要点が纏められており、これだけ読んでもためになる。良書選びのコツとして、そのテーマを自らの経験と言葉で語る事ができる人の本を読むべきとあるが、最後に取り上げたのがシュリーマンの『古代への情熱』というのが、この本最大の皮肉である。思わず笑ってしまった。

2013/10/14

[Roy。]

【名著の要約】 土井英司が選ぶ名著中の名著30選 4つの章にわけ、各名著で学べることが書かれている。文字数も多くないから本書読むだけで満足感は大きい。 気になった名著だけでも読んで見たほうがいい。40歳までに全部読もう。 序章のよい本との出会い方も参考にしたい。悪本とはできる限り避けて生きよう。時間は有限、「他者の時間や経験を買うことができる」という書籍の利点を最大限に活かそう。

2020/07/04

[takehiro]

読みたい本が増えてしまった。。

2018/07/28

[シカマル]

情報は風化、陳腐化するもの。それでも読み継がれる書がある。名著からは知識以上に心構えを学びたい。

2016/02/14