内容説明
国鉄制式蒸機研究の金字塔。9600形からC63形に至る開発史を縦横に語り尽す。未発表・秘蔵写真も豊富に収録し、C63形の組立図も収載。蒸機ファン必携の一冊。
目次
島安次郎、節約路線を確立す―国鉄制式機前史
右と言えば左の「武士道機関車」―9600形
「万能機」元をただせば急客機―8620形
広軌への果てしない憧れ―大正前期の計画形式と満鉄機
広軌に匹敵する狭軌機関車―18900(→C51)形
国鉄初の制式ミカド君臨す―9900(→D50)形
正調ワルツのリズムに乗れず―8200(C52)形・C53形
ライト・パシフィック三姉妹―C54形・C55形・C57形
テンダー機からタンク機へ―C50形・C10形・C11形
タンクとテンダーの長短姉妹―C12形・C56形〔ほか〕
著者等紹介
高木宏之[タカギヒロシ]
1947年埼玉県川口市に生まる。1968年聖橋工業高等専門学校機械工学科卒業。同年ソニー株式会社入社、研究部に配属。2007年ソニーマニュファクチュアリングシステムズ株式会社定年退職。以後著述業となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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