感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
百式改(公論サポーター東海)
1
全て史実に基づいているという事だが、五代治の日記を原作とした珊瑚海大海戦は創作なのではと思えてしまう。水木しげるも小林よしのりの戦争論は認識していたようだが、熟読されたのかを聞いてみたかった。2017/08/06
がんぞ
1
戦闘機を発艦させて空母に戻る数は少ない。「武士に幽霊無し」武運は死と引き換え。片腕を失くした水木の怨念で描く。平常時には滅多にない《突然死》を日常的に目にする得ない状況を。大量死さえ日常的。輸送船が沈められ戦う前に溺死する兵はさぞ無念だろう。水木は陸軍だが慣れというのは恐ろしいもので運命共同体の《戦友》とともに過ごしていると民間人なら発狂しそうな恐怖も《軍隊生活》することのリスクと感情外に処理される。《作戦命令》で生死をギャンブルに賭ける理不尽な上官への恨みは残るが《(上官自身の死を意味する)善人》もいた2011/12/08
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
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水木さんの戦記もののペン画の絵は模写したくなる。眺めているだけで楽しい。ストーリーは解説が必要な感じ。2011/07/31
もにか/monika@横浜市(神奈川県)
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トーンもない時代にこんだけ描き込むのはすごいな。2011/08/21
ぷくらむくら
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太平洋戦争 大激闘。迫力はすごいが、改めてみてみるとやはり無理な戦いだったんだなぁと思う。現在が当時の時代に戻らないことを切に願う。2018/04/29