著者等紹介
二宮由紀子[ニノミヤユキコ]
大阪府生まれ。2000年に「ハリネズミのプルプル」シリーズ(文溪堂)で赤い鳥文学賞、2011年『ものすごくおおきなプリンのうえで』(教育画劇)で日本絵本賞大賞などを受賞
高畠純[タカバタケジュン]
愛知県生まれ。1983年に『だれの自転車』(フレーベル館)でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、2011年『ふたりのナマケモノ』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
64
娘の「ゾウの絵本読みたい」リクエストに応えて。おばあさんが昼寝しているとゾウが勝手に口の中に入ってくるホラー絵本。ゾウを飲み込んでしまったおばあさんは、体重が増えたので車の運転免許を取得し、お腹の中のゾウが腹をすかせないために、ご飯やデザートもいっぱい食べる。だんだん、自分の自慢のペットのような気がしてきたところ、今度は昼寝中に掃除機が勝手に口の中に入ってくる・・・。「ダイエット忘れて、たくさん食べたいだけちゃうんか!」という気持ちをぐっとこらえて読む。2016/07/31
雨巫女。@新潮部
17
《図書館‐新刊》象を食べたオバサンもすごいが、それから、まさかの展開、どうしてあんな結末に…。2012/07/04
遠い日
10
読んで、「なるほど。ぞうがいるって、すてきだわ」と思う、はずがありませんが、楽しい話ではあります。おばあさんの妄想が留まるところをしらず、暴走するのにつきあううち、ぞうがいること、それなりの秩序ができていくのがおもしろい。 高畠純さん、この絵本ではコラージュを用いていて、それも新鮮でした。 2013/01/12
mari
9
おばあさんのお腹のなかの、ぞうとそうじきの結婚。妄想?深追いせずに読んだ方がよい絵本。2017/10/04
いっちゃん
8
ぞうがいるって?いないやん!いると言えばいるんだけど…むちゃくちゃだけど楽しい。2018/01/06