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目次
1 ヴェネツィアの少年(商人の子;ニッコロとマッフェオ;よく学び、よく遊べ;ヴェネツィア;ポーロ兄弟、ヴェネツィアへ帰る)
2 出航(ヴェネツィアの商人;フビライ・ハーンとの約束;東方見聞録;帆をあげよ)
3 はるか東方への旅(旅路;たどった道のり;ホルムズへ;マルコ、病にたおれる;動く砂)
4 フビライの特使(ハーンの宮殿;モンゴル;マルコ、スパイになる;ヴェネツィアへ;帰ってきた旅人;マルコの遺産)
著者等紹介
マカーティ,ニック[マカーティ,ニック][McCarty,Nick]
小学校の教諭を経て、執筆に専念。テレビ・ラジオの脚本で受賞多数。ロンドン在住
久松武宏[ヒサマツタケヒロ]
防衛大学校卒業後、海上自衛隊入隊。護衛艦、輸送艦、砕氷艦等の艦長を歴任。南極地域観測では、砕氷艦「ふじ」(第12、20、21次)、「しらせ」(第25、28、29、31、34、35次)で参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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いくら丼
6
やっぱ見聞を広めなきゃダメなんだよなあ。いきなり「世界」と言わずとも、まずは身近なところからでも。お金も読書も大事だけど、新たなチャンスは大事にしよう。マルコ・ポーロを大嘘つき呼ばわりした世間も、「「あの本の内容は事実ではない」と告白してくれとたのみこんだ」友人たちも、決して安易に笑えない。今の私たちは答えを知っているだけで、井の中の蛙のリスクは常に抱えているのだ。あと、モンゴルの張り巡らせた宿舎って、インカのタンボとそっくりだな。ただし、遊牧民のモンゴルは馬を常備し、インカのチャスキは走ったわけだけど。2022/12/20
ikedama99
5
図書館から借りた本。高校時代にNHKで「マルコ・ポーロの冒険」を観て以来、マルコポーロのことは知りたい気持ちはずっと持っていたので、この本を借りてみた。知らないことも多々あり、また当時の旅の様子の絵なども豊富で、読んでよかったと思う。長さも手頃で、読みやすかった。2017/03/10
nanako
2
この人が書いた「東方見聞録」が、のちにコロンブスの心に火をともし、アメリカ大陸を発見する手助けをするなんて。さらに、旅の途中で投獄されても、旅の話を本にしようと考えるなんて、どんなときでも人生を楽しむ人だったのかもしれないですね。2012/01/21