内容説明
お釈迦さまの舎利をうばいとった鬼、足疾鬼と、それを宇宙の果てまで追って取りもどす、仏法の守護神、韋駄天。ふたりの対決は、千年の時をこえてくりひろげられます。
著者等紹介
片山清司[カタヤマキヨシ]
歓世流能楽師。1964年、京都府生まれ。父は九世片山九郎右衛門(人間国宝)、祖母に故四世井上八千代、姉は五世井上八千代といった能と京舞の芸能の家に育つ。幼少から父に、長じて故八世歓世銕之亟に師事。5歳で初舞台以来、全国にて様々な演能活動を行う。最近では舞台制作や海外公演のプロデュースも手がける。平成8年度京都府文化賞奨励賞、平成14年度京都市芸術新人賞、平成15年度文化庁芸術祭新人賞、平成19年度日本伝統文化振興財団賞を受賞
小田切恵子[オダギリケイコ]
日本画家。東京都生まれ。女子美術大学芸術学部絵画学科卒業。日本美術院院友。森田曠平、伊藤髟耳に師事。日本画の伝統をふまえながら今日的画風を持ち、さまざまな場で活躍。個展2回、グループ展多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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