内容説明
不安・怒り・執着・嫉妬は手放せる。「自分を大切にする」ことをやめる。生きるか死ぬか以外に大したことなどない。永平寺で20年修行した、霊場・恐山の禅僧が説く“善く生きる”ヒント。
目次
1章 あなたが大切にしている「自分」とは何か(「自分を大切にする」ことをやめる;「生きる意味」は見つけなくてもいい ほか)
2章 「夢」や「希望」という重荷を下ろす(「夢」や「希望」がなくても人は生きていける;夢も、「夢を追う自分」も徹底的に冷たく見る ほか)
3章 感情に振りまわされないために(こじれた人間関係は「愛情」や「努力」では変わらない;感情が揺れてもかまわない ほか)
4章 死に向かって今日を生きる(こぼれてしまった悲しみを癒やしてくれる場所がある;後悔は、抱えたまま生きればいい ほか)
著者等紹介
南直哉[ミナミジキサイ]
1958年、長野県生まれ。禅僧。青森県恐山菩提寺院代(住職代理)、福井県霊泉寺住職。早稲田大学第一文学部卒業後、大手百貨店勤務を経て、1984年に曹洞宗で出家得度。同年から曹洞宗・永平寺で約二〇年の修行生活をおくる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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