内容説明
増税、円高、リーダー不在…日本のオモテもウラも知る２人が語り尽くした。
目次
１ 非常時の国のリーダーの仕事（リーダーに「複合連鎖危機」の中にある、という危機感がない！；危機をチャンスに変える発想がない！；「全部なくなったところ」から出発する構想がない！ ほか）
２ 非常時の地方のリーダーの仕事（橋下「大阪都構想」の本質にある国と地方のズブズブ関係！；「公共サービスは行政がやる」は大間違いである！；地方財政は、わかりにくくて関心をもたせない仕組みになっている！ ほか）
３ 非常時の国民の仕事（国民も政治家も「自分以外の誰かがやればいい」と思っている！；中高年がしがみつき、若者にしわ寄せが集中している！；「成長期は終わった」という意識をもてない！ ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホリエンテス
0
竹中平蔵ってよく考えてるけど、嫉妬を含めて周りの評価が低いんだろうな。せっかくの知見を活かせないのはもったいない。2017/02/19
shinobu
0
竹中平蔵を嫌う人も多いけど、これを読むとこんなに知識・見識が深い人は政界に少ないと思う。東北復興に当たって、復興庁を東北に置けという主張には大納得。何もない土地に理想の都市を作れる可能性があるのだから、復興予算と公共事業を正しく利用して、被災者に希望が持てるようにして欲しい。また、国民のレベルが政治のレベルに反映されるという話も耳が痛い。民主党政権で国民自身も痛い目を見て勉強になった。皆が勉強して「自助力」を高めるべきだ。2013/01/24
TK
0
大半は官僚批判に費やされている対談だけど、その官僚と互角に渡り合える力量を持った政治家が必要でそんなリーダーを人々は求めているんだと思う。「右肩上がりの時代」が終わったってのは政治にも言える訳で、２世だろうが知名度があろうがアホは選んじゃイカンのよな。2012/08/26
Masaki Yamamoto
0
やっぱ竹中さんが一枚上手な気がします。 早くこの二人が閣僚になってる日がきてほしい… 2012/05/14
茶室クン
0
この本を読んでいると、政治家・官僚の中に「世のため人のため」を思っている人がなんと少ないことか！！2012/05/07
