出版社内容情報
フリー経済の勝者となるために ● 小川忠洋
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今、FREE(フリー)が大流行している。
しかし、すべてが無料になるわけじゃない。
ましてや、無料にすべきだという話でもない。
今までオフラインでも無料というものは存在したけれど、インターネットでは、オフラインとは比べ物にならないほど、無料のパワーが活かせるということだ。
YouTube(ユーチューブ)然り、Twitter然り、今世間を賑わせているようなサービスがここまで急激に成長できたのも、便利なサービスを無料で提供したからだ。Yahoo!やGoogleだって検索エンジンというメインのソフトウェアを無料で提供している。大きくなっているソフトウェア企業のほとんどがこの戦略で大きくなっている。
そして、この戦略を使えるのはソフトウェア企業だけではない。
人は自分の持っている「価値」を無料で提供してしまったら、それ以降その「価値」に対してお金をもらえなくなる、と考える。だから、「価値」を無料で提供することを恐れる。しかし、真実は逆だ。無料で「価値」を与えれば与えるほど、もっともっとその「価値」を欲しくなるのが人の心情なのだ。
考えてみればわかる。
元々、他人はあなたの「価値」を理解していないのだ。あなたの価値を理解していない人は、あなたから何かを欲しいとは思わない。しかし、あなたの価値を十分に理解している人は、あなたの話に耳を傾ける。
では、難しいのはどこだろう? 最も難しいのは、最初にあなたの「価値」を理解してもらうことだ。一度あなたの「価値」を理解してもらえれば、それからは、相手の期待する「価値」を提供すればいいだけだ。
著者プロフィール
内容説明
「無料」から20億円を稼ぎ出し米国のマーケッターも注目するスーパー起業家が徹底解説。小さな会社が「無料」戦略を使いこなす方法。
目次
はじめに フリー経済の勝者となるために
プロローグ 小さな会社が何億も稼げる「フリー戦略」という力
第1章 「無料」から「億」を稼ぎ出す秘密
第2章 誤解されるフリー戦略、やってはいけない「大間違い」
第3章 「フリー」から大きな「結果」を引き出す方法
第4章 心理の働きを知れば、利益を最大化できる
第5章 コモディティビジネスから抜け出せ!
エピローグ あなたとマーケットとの幸せな関係
著者等紹介
小川忠洋[オガワタダヒロ]
コピーライター。インターネットマーケッター。ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。株式会社ケネディコンサルティング代表取締役。76年生まれ。大阪大学物理学部宇宙地球学科卒。大学卒業後に起業して成功を収めた後、ダイレクトレスポンスマーケティングの世界的権威であるダン・ケネディにビジネスを学び、ダイレクト出版を設立。「FREE」戦略を駆使し、設立後たった3年で20億円以上の商品やソフトウェアを販売(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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