反省―私たちはなぜ失敗したのか?

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784776204350
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C0010

出版社内容情報

国民のみなさま、すいません――。何がいけなかったのか、今まで公表できなかったことを実名入りですべて徹底的に反省します!

男の嫉妬、裏切り、嘘、陰口、媚へつらい、足の引っ張り合い、カネ、女、スキャンダル、つかい込み、恫喝、悪評、醜聞、セクハラ……。この二人の失敗は、あなたにも起こりうる! 経営者、中間管理職、組織のなかで上を目指すビジネスマン必読の書。

内容説明

「国民のみなさま、すいません」何がいけなかったのか、今まで公表できなかったことをすべてお話しします。この二人の失敗は、あなたにも起こりうる!男の嫉妬、裏切り、嘘、陰口、媚へつらい、足の引っ張り合い、カネ、女、スキャンダル、つかい込み、恫喝、悪評、醜聞、セクハラ…経営者、中間管理職、組織のなかで上を目指すビジネスマン必読。

目次

第1章 国策捜査のカラクリ(まさか検察があそこまでやるとは思いませんでした;検察の杜撰さは、まったく予想外でした ほか)
第2章 権力の罠(権力のそばにいて、前しか見えませんでした;男の嫉妬、ヤキモチに鈍感すぎました ほか)
第3章 外務省の嘘(外務省の一部にある反ユダヤ主義に、足もとをすくわれました;外務官僚の無能さが、私たちの理解を超えていました ほか)
第4章 「死んだ麦」から芽生えるもの(超大国アメリカという存在に、鈍感すぎました;「二元外交」批判に、もっと毅然として反撃すべきでした ほか)
第5章 見えてきたこと(支持者、同僚、部下たちに多大な迷惑をかけました;かけがえのない友に心配をかけてしまいました ほか)

著者等紹介

鈴木宗男[スズキムネオ]
1948年、北海道生まれ。拓殖大学卒業。衆議院議員・中川一郎の秘書としてスタートし、83年に衆議院議員選挙に初当選。防衛政務次官、外務政務次官、衆議院議院運営委員長、国務大臣北海道・沖縄開発庁長官、内閣官房副長官、自由民主党副幹事長、同総務局長などを歴任する。2002年、外務省をめぐる疑惑事件に巻き込まれて自由民主党を離党。同年、斡旋収賄の容疑で逮捕される。2003年に保釈。2005年9月の衆議院議員選挙に際し、新党「大地」を旗揚げし、復活を果たす

佐藤優[サトウマサル]
1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了。1988~95年、在モスクワ日本大使館に勤務後、本省国際情報局分析第一課で主任分析官として活躍。2002年5月、背任と偽計業務妨害の容疑で起訴される。05年2月に東京地裁で執行猶予付き有罪判決を言い渡されて控訴したが、東京高裁で控訴棄却。現在、最高裁に上告中である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

53
佐藤優、顔が大きいw 外務省に対して反省しろ、という感じの、個人名公表暴露本。 ”受けた恩は水に流し、かけた情けは倍づけにする”のが外務省のやり方だそうで。 マスコミで信頼できるのは岩波書店と新潮社だけ、て、わかる気がする2024/02/05

サトシ@朝練ファイト

41
これも面白かったです。本文に関わる外務省官僚の実名、写真入りに好感が持てた。彼らのコメントが聞きたいものだ。作中に出てくる「小泉官邸秘録」と「北方領土交渉秘録」が気になる。2015/01/24

kawa

35
2002年、外務省を巡る疑惑事件によって塀の向こうに落とされたお二人による反省の弁(2007年刊)。外務省官僚のすさまじい実態、実名・顔写真付きでの醜聞暴き、興味深いのだが私的にはここまでしなくともと思ってしまうが…。お二人にとっては「一粒の麦は、一度完全に死ななければならない。その麦がちゃんと死んでから、新しい穂がうまれてくる」という考えからだそうな。さてそこから10数年、外務省の新しい芽生えは如何にというところですかね。2020/12/07

再び読書

27
最近未だウクライナ侵攻に対するロシア支持を見せて、やはり国際政治家には不適と感じさせる両名の著者なので、多分最近なら購入していない本ではあるが、興味深い本である。官僚、外務省が、如何に一般国民を嘗めているかは、ここに明らかに記されている。特に四島一括返還は達成出来ないとわかりながら国民にはそれを信じさせる国を含める国民軽視には、開いた口が塞がらない。なぜこのような、非国民に我々は税金から給与を支払わなければならないのか?税務署の立ち入り検査を強く望む。この実名を、あげられている役人は最低必要。2024/04/12

緋莢

12
“ムネオハウス事件”や“やまりん事件”などの「鈴木宗男事件」で逮捕された政治家の鈴木宗男と外務省の佐藤優。自分たちを追い落とすために平気で嘘をつく外務省の面々、検察の杜撰さなどを明かしながら、何故、こうなってしまったのか、自分たちの“失敗”を反省し、検証した本。2014/10/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/562
  • ご注意事項