内容説明
賭で勝つ。感覚と観察眼を鍛える。小難しい理論でお高くとまった現代ファイナンスの中核が、実は「ギャンブル」であること、そしてギャンブルへの洞察が金融や相場の理解に大いに役立つことを確信する。
目次
第1章 計算外のリスクという名のアート
第2章 ポーカーの基本
第3章 金融の基礎
第4章 リスク否定の小史
第5章 ポーカー経済学
第6章 軟貨銀行の子孫
第7章 かつては大胆だったモルガンの仲間
第8章 ゲームあれこれ
第9章 ゲームはだれのもの?
第10章 ユーティリティベルト
著者等紹介
ブラウン,アーロン[ブラウン,アーロン][Brown,Aaron]
投資銀行モルガン・スタンレー常務取締役。2005年にセミナー、著述、革新的活動が認められ、年間最優秀金融教育者に選ばれた。ハーバード大学で応用数学学士号を、またシカゴ大学で金融学学士号を修得する。ウォール街の著名なクオンツアナリストであり、計量ファイナンス界の有力な専門誌『ウィルモット』のコラムニストでもある。プルデンシャル、JPモルガン、ラボバンク、シティグループで、トレード、リスク管理、ポートフォリオ運用の業務に携わる
櫻井祐子[サクライユウコ]
翻訳家。雙葉学園、京都大学経済学部卒業。オックスフォード大学大学院経営学研究科修了(MPhil)。東京三菱銀行などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。